ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/01/15

「関係性」

畳職人の佐野さんとのご縁を頂き、
聴福庵の畳をみんなで手作りしてからというもの、
気が付けば畳に対する感情も価値観も変わってしまっている自分に気づきました。

丁度我が家は今、家探しをしているところだったのですが、
これまでずっと、フローリングの部屋を探していたのですが、
今は、和室がある部屋を探すようになりました。

フローリングと畳を両方歩いてみると分かるのが、
畳は柔らかく、そして暖かく、香りがよく、とても癒されます。

冬場は特に、足からの冷えを防いでくれます。

また、畳職人の佐野さんからは

「畳を敷くとね、行儀が良くなるんですよ。」

と言われましたが、まさにその通りです。

既に料理をした際に畳にこぼすなど
失敗をしてしまったことなどはありますが、
だからこそ動きが丁寧になっていく事を感じます。

手で畳を触り、寝っ転がり頬で感じ、
イグサの香りに包まれる幸せを嚙みしめている自分を見て、
本当に人は変わるのだとびっくりします。

しかし、ただ畳を買っただけでは私は変わったのでしょうか。
きっと変わらないように思います。

イグサ生産者の方々の想い、畳職人の佐野さんの想い、
そして、畳を作らせて頂いたことで出来上がった
「畳」との関係性。

これらすべての体験を通して、
自分自身の「畳」に対する眼差しが変わったことを感じます。

これは、お客様との関係性にも同じことで
注意していかなければならないと感じます。

ただのサービスとして仕事をしてしまえば、
関係性は生まれません。

商品やサービスを通じて、お客様も手間暇を一緒になって
楽しんでもらったり、手伝ってもらったりと
「商品」との関係性を作り上げていかなければならないと感じます。

包丁も、いくら良いものを買っても、
研ぎを外注していては関係性は中々深まりません。

また、もし包丁自体を一緒に作らせてもらえたら、
どれほど関係性は深まるだろうと感じることがあります。

この「関係性」を深めるという事を
実践から深めていければと思います。

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ミマモリスト
眞田 海