ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/02/26

「受け取り方」

今日お伺いさせて頂いた園長先生の生まれてからの生い立ちを
今に至るところまで沢山のお話を聞かせて頂きました。

決して恵まれた生まれではないと仰る人生は、
大変な苦労と困難があり、、、

これだけ大変な人生だったら、、、
もし自分だったら卑屈にもなり、ぐれたりもしてしまうのではないかと思ったのですが、、、、

どんな出来事も、
「じつはそれが好きだったんだよね。性に合っていたんだよね」
「実際は丁度良かったんだよ」
「誰かが見てるんじゃないかっていう位に、仕組まれているとしか思えないんですよ」
「今はね、本当にね、楽しい。理念に生きるってこういう事か‼‼ってね」
「ほんとみんなのお蔭、タイミングのお蔭」

と、心から幸せそうにお話しされています。

半生もさることながら、保育園に来てからの3年近くを振り返るだけでも

保育経験なしに法人で唯一の異年齢園(大先輩の後釜)を任されたり
その年から保育ソフト導入を検討する担当に任命されたり
ソフトを通じて、見守る保育を職員に研修する担当に任命されたり
先代理事長(初代)の一生を振り返り、記念ムービーを作る担当に任命されたり、
新人研修を任命されたり、、、

と、自園の園長業だけではなく、法人としての役割もいくつも任される中で、

それでも、全部が丁度よかった。と受け取る先生の笑顔。
その姿、笑顔だけで、周りを感化していく力の凄さ。

それは
ライスワーク(生きるために働く)でもなく
ライクワーク(好きな事を仕事にする)でもなく
ライフワーク(人生をかけた仕事にする)でもなく
ライトワーク(人々を照らし、明るくする)だと感じました。

どんな苦境も受け取り方次第なのだと、
教えて頂いた先生の姿から頂いた勇気を元に、
私自身も丸ごと全体を丁度良く、有難く受け取っていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海