ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/02/09

「自分らしさ」

お客様のところへお伺いさせて頂いた際に、

「最近の保護者は字を読んでくれなくて、、、」

と、作品展や色々な行事を行っても、
展示してあるものを読まずに素通りして
そそくさと帰ってしまう保護者が増えてきたことに
頭を悩ませていらっしゃいました。

また、子ども達はそんな風にみられて
何をどのように評価されてしまうのか、、、
と言う事も悩まれていました。

そこで、私の子どもが通っている保育園での
行事の事例をお伝えしました。

作品を見せるのではなく、
成長を見せるように切り替えた事や
保護者が子ども達の作品を見て評価するのではなく、
保護者が子ども達の発達をどれくらい理解しているかを評価するようにと、

写真をお見せしながら、お伝えしていると、
園長先生や主任先生も食い入るように見て下さったあとに

「いやぁ、あなた喋っている顔が輝いているよ‼‼
 自分の子どもが通う保育園の事をそんなに輝いた顔で話すなんて、
 良い保育園だね。本当に行事の事もよく考えられていて、感心したよ!」

と、お話しいただく先生の顔も輝いていらっしゃいました。

「人は楽しそうに輝いて喋っているものに価値を感じるんだよ」
と言う事を教えて頂いたと同時に、

それまでの仕事のお話の時の自分自身の輝きはどうだったのだろうかと、
突きつけられる思いでした。

上手に説明しよう、理解して頂こうと思うがあまり、
自分らしさでお役に立つことをすっかりと
忘れてしまっていたのではないかと痛感しました。

正しくよりも楽しく。
真面目よりも真剣に。

もっと自分らしさを輝かせ、
お役に立てるよう、明日も挑戦していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海