ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/12/24

「注連縄」

島根での理念研修では
人生で初めて注連縄(しめなわ)を作らせて頂きました。

島根の方々から作り方を教えて頂き、
手とり足とりとお世話を頂きましたが、
実際に結っていく作業はとても握力が必要で、
一つ作るのに手がこわばってしまうほどでした。

神様を迎えいれる為の準備としてのこの注連縄ですが、
明日のクリスマス以降に玄関等に飾りはじめ、
1月7日の七草粥、もしくは15日の小正月のあとに
外すと善いとされていることも、今回学びました。

今まで本当に形だけで行っていた正月飾りですが、
注連縄などは慌てて31日に出すこともあり、、、
それが一夜飾りと言われ、失礼に当たることも
全く知りませんでした。

こうやって作る体験をさせて頂くと、
興味も、扱う自分自身の姿勢も
どんどん変わっていく事を体験してみると、

暮らしと言うものは自分自身で手間暇かけて
実践していく中で磨かれていくものなのだと実感しました。

楽をしようとして買ってばかりいると、
暮らしの密度と強度がなくなっていくのだと実感しました。

子ども達の為にも、これからの時代の為にも、
豊かな暮らしの中で生きるということを目指し、
改めて暮らしを見直していきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海