ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/06/12

「書類」

理念からの書類か。
役所からの書類か。

よく、保育現場でお聞きする言葉に
行政からの通達だから。
と、雛型で出された書類を使わないと
いけないと苦しむ園様に出会います。

しかし、実際はそもそもの指針の目的が達成できるように

改良や工夫をする事が前提としてあり、書式を限定することは

許されていないことがほとんどです。
それは、保育目的は同じでも
保育方法は違っても良いからなのか、、、

だからこそ、書類そのものの形式が
決められないからなのか。

どちらにしろ、今の平均的な書類は、
大人が計画して、大人がさせて、記録するような書式が多く、
こども園の指針が望むような、選択・展開できるような書式ではありません。

書類に基づいて保育する習慣があるならば、
書類が客観的に発達が見え、次の課題が見えるようになっていなければ、ただ、

監査の為の書類になり、保育に活かす事が難しくなると現場の先生方は仰います。
書類を改善することが、
保育を改善することなのだと、
改めて感じる一日となりました。

ミマモリスト
眞田 海