ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/11/02

「共に」

今日、RMで3年を迎える園さんにお伺いしてきました。

研修を終えて園長とお話をしていると、
この3年で、本当に見違えるように職員や子どもの姿が変わってきたと言います。

昔はこうなってほしいと、ずっと願って、伝えてもならなかったものが、
全体会議を見ていても、相手の声を引き出したり、
聴くという力がこんなにもついちゃっているんだと実感してますと
教えてくださいました。

クラスで問題があっても、聴福人を体験している人が
クラスにいると、自然とおさまっちゃったり、

給食の先生が聴福人になったら、
すごく保育と一緒に近づいてきて、
理想的な給食と現場の距離が今できているんですよ。

給食の先生が、いつもいろんなところにヘルプに入って、
給食の先生のぎこちない授乳、それがみんなの笑いを誘い、
素敵な空気を作っているんですよ。

そんな風に変わってきたんだとおっしゃいます。

そして、3年経ってからの課題。

それは、聴福人になった人となっていない人との意識の差の部分。
そして、毎年新たに入ってくる人への環境づくり。

風通しと振り返りという土台の文化ができたからこそ、
次の文化りへ。

一緒に歩んでいけるためにも、今までとは違った
新たな関係性を創造していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海