ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/03/21

「転換期」

今日、社内でのMTGでのことです。

よく、「やってあげる保育」と「見守る保育」という言葉が
対比で出されたりすることがあります。

先生方が子どもたちになんでもやってあげること、教え込むこと。

反対に、子どもが自らやりたくなる、
出来るようになるための環境を用意すること。
教えないで体験から理解する環境を用意すること。

これらは、アクティブラーニングという言葉や、
非認知能力、文科省が発表した
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
などなど

今の保育・教育はそういった
子ども主体の保育に世界の流れとともに
移り変わっていくようですが、

同様に世の中のビジネス界でも同じ流れが来ているのかもしれません。

「やってあげるビジネス」
から
「見守るビジネス」へ。

お客様に対してなんでもやってあげること、教え込むことではなく、
お客様自身がやりたくなる、出来るようになるための環境や体験を用意すること。

「答え」を教えるのではなく、
「答え」を導き出せる為の「体験」を用意すること。

教える教わるの関係ではなく、
一緒になって体験し、学び続ける関係性が
今後はより重要になってくるのだと感じる一日となりました。

人生の喜びは、自分の知識を教えることや、
知識を教わることよりも、
一緒になって苦労したり努力してつかみ取った
体験そのものかもしれません。

私自身を支えているもの。
それはやはり様々な実体験です。

改めて、お客様と一緒になって体験していく豊かさを
分かち合える働き方や関係性を大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海