ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/06/25

「今」

この6年間、子どもの発達に寄り添っていこうと、
ミマモリングソフトウェアを使ってきました。

使い始めは、
そもそも発達を見るという事に戸惑い、、、

2年経ち、慣れて来たときには、チェックが着く理由が
「子どもにやらせてみて出来たからチェックをつけた」
と言う事に気づき、

よくよく見てみれば、自らはやらず、、、、

チェックに慣れた後は、
どんな環境を善いしたらよいのか分からず、、、
兎に角、やってみては振り返るの連続でした。

今もまだまだ分かりません。

ただ、環境を用意して待てるゆとりと
子どもの気持ちに寄り添うという心構えは
少しずつついてきたように思います。

しかし、先日、クルーのGT会議の報告で改めて学んだことは、
次の課題ばかりを見ていてはいけないという事です。

一つの発達が出来るようになったからと言って、
では次‼というのはおかしいのだと学びました。

それこそ、赤ちゃんに寝返りが出来たらすぐにハイハイの環境を、、、
ハイハイが出来たら、すぐにつかまり立ちが出来る環境を、、、
としていたらどうなるか。。。

それぞれの発達を十分に味わい、楽しむからこそ、
子どもは自ら次の発達に行く。

その一つの発達や興味関心にどれだけ寄り添い、
一緒になって深められるか。

そこが大切なのだと教えて頂きました。

何でも一つのことが出来るようになると次、次、
となってしまいがちですが、、、、人生は一度きり。

今を一緒になって十分に味わったり、
一緒になって深められる自分でありたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海