ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/04/28

「仲間からの見守り」

会社で発行している竹取新聞は、
クルーの親や兄弟にも送られていて、
送付状に家族へのメッセージを書き込んで送っています。

私は数年前から、それに同封してその月に感動した本の記事や
人生の学びになった記事などを入れていたのですが、
お蔭で送料がいくらか高かったり、発送の際には
私の分だけ仕分けたりと手間がかかってしまっていました。

そして今月分の竹取新聞を発送する準備をしていた時のことでした。

今月は特に親兄弟の状況にあう記事もなかったし、同封しなくていいかな、、、

と思って封をしてクルーへ渡すと、
「これ、なんか軽くないですか?!ダメですよ!大事な実践なんだから‼」

と、封を綺麗にビリビリと破り、開封して戻してくれました(笑

家族の状況に合う記事もなかったし、、という言葉も、
この一か月、何を送るのがいいのか、、、と親兄弟の事を考える時間を
持たなかったという事の裏返しです。

クルーのお蔭で、親兄弟の事を考える時間を貰い、
父の13回忌があったこと、母の誕生日があったこと
その時に交わした時間を振り返ることが出来ました。

父、母の見守りのお蔭で今があること。
その感謝の気持ちと、これからも善い時間を一緒に過ごせるようにということで
寺田本家という酒蔵の「イキイキワクワク楽しく発酵していく生き方」を
学べる著書の数ページを印刷して同封しました。

こうやって周りの皆さんからの見守りのお蔭様で
機会を貰えたこと、本当に有難いなぁ、嬉しいなぁ、幸せだなぁ、と感じます。

皆様の見守りに感謝しつつ、自分自身も誰かのお役に立てるように
ぶくぶくしゅわしゅわと、発酵していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海