ミマモリストの実践ブログ

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、
そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。
ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、
「心を寄せること」を大切にしていきたい。
そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みを紹介していきたいと思います。



「アクティブラーニング」

2017年03月23日

アクティブラーニングという言葉がかなり頻繁に
使われ始めていることを実感します。

そもそもこの言葉が広がり始めたきっかけは
2012年8月28日の中教審(文部科学省中央教育審議会)の答申からのようです。

答申資料では、「従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、
教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、
相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、
学生が主体的に問題を発見し解を見いだしていく
能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である」と述べています。

学生の「受動的な受講」から「能動的な学修」への転換のことです。

この流れが来たお陰で、「見守る保育」に対する受け取り方が
ずいぶんと以前とは変わってきていることを実感します。

しかし、言葉は流行っても
「受動的な受講」から「能動的な学修」への転換をするには
「教える・伝える力」から「聴く力」へと先生方も
鍛える分野を変えていく必要があるのだと感じます。

一円対話で行う「傾聴」「共感」「受容」「感謝」の体験プロセスは
まさにそれを養う目的を越えて、「競争」から「協働」へ。
「個別担任」から「チーム」への意識の切り替えを助けてくれています。

出張先からの「一円対話」の参加を行いましたが、
離れていても仲間と一緒に働いていると感じられる「安心感」
そして、仲間からもらう「勇気」など、仲間から聴いて学んだ知識や意識のみならず、
そういった「心」の部分まで助けてもらっていることを実感しました。

仲間の存在が自分の勇気や安心になる。
自分の存在が誰かの安心と勇気になる。

そんな環境があることを当たり前と思わず、
これからも大切にしていければと思います。

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ミマモリスト
眞田 海

「澪標」

2017年03月22日

奈良に出張に来ています。

三重からの移動で夜が遅くなり、
夕食をどこで食べようかと考えていたのですが、
ホテルの近くで検索をかけると、一軒のお店を見つけました。

電話してみるとまだやってらっしゃるとのことで、
地図を頼りにお伺いしてみると、
看板もない小さな家が一つ。

しかし、家の中からは何やらにぎやかな声が聞こえてきます。

勇気を出して入ってみると、
たくさんの方々で賑わっていました。

ご高齢のおばあさん2名で営んでいるお店でした。
お客さんに対する対応を見ていると、
とにもかくにも人情にあふれていて、
ご飯もおいしかったですが、
お客さんとの対応を見ているだけで豊かな気持ちになれる
そんな素敵なお店でした。

食事を終えると、声をかけてくださいました。

「あんた、どこからだい?!」

「東京からです。」

「そうかい、おいしかったかい?!」

「はい、ご飯もおいしかったですけど、さっきのご家族への振る舞い、
 東京ではもう見られない、人情にあふれた感じで本当に素敵なお店だと思いました。」

そう伝えると、

「私はこの店を旦那がガンになってから始めたんだよ。
 どうにかして旦那を食べさせられるようにと思って始めたけれど、
 看板を出すような商売ではないと親族から厳しく言われ、
 結局看板も出さないお店になったんだよ。
 大変だったけれど、ガンになってから結局10年旦那は生きてくれて、
 毎日仕事を終えて『今日も仕事が出来ましたよ、あなた、ありがとうございます』
 と伝えられることが何よりも幸せだった。」

そうおっしゃられました。

ずっと一緒に暮らしていた日々よりも、
最後の10年が何よりも幸せだった。

そうおっしゃるお母さんに何が幸せだったのかをお聞きすると、

「物をもらう幸せなんかは、本当の幸せではなかったね。
 幸せだったのは優しくされたことだよ」

それを聴いて、優しさとは何かと分からなくなりました。
それをお聞きしてみると一言。

「尽くすという事だよ。お互いに尽くし合ったこと。これが何よりも幸せだった。
自分の為にとか考えず、相手のことを思いやり、身を尽くすこと。
これが何よりも幸せだったんだよ。

撒かぬ種は生えぬと言うでしょう。

撒くというのは尽くすということだったんだって。
それが幸せだったんだよ。

貴方も、ちゃんと尽くしなさい。」

そう教えてくださりました。

「身を尽くす優しさと身を尽くさない優しさ」

そこには大きな違いがあるのだと
教えてくださいましたが、思い当たることが多々あります。

ただただ、知識や方法を教えることを優しさと思う事があれば、
相手が自ら出来るようになるために環境や体験を用意して、
一緒に寄り添っていくような優しさもあり、
頭ではなく身を使えば使うほどに心が働くような経験が多々あります。

「身を尽くさなきゃ、撒いたことにならんよ」

そう、83歳のおばあちゃんが教えてくださったように感じます。
素敵な夕飯と教えを、ありがとうございました。

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ミマモリスト
眞田 海

「転換期」

2017年03月21日

今日、社内でのMTGでのことです。

よく、「やってあげる保育」と「見守る保育」という言葉が
対比で出されたりすることがあります。

先生方が子どもたちになんでもやってあげること、教え込むこと。

反対に、子どもが自らやりたくなる、
出来るようになるための環境を用意すること。
教えないで体験から理解する環境を用意すること。

これらは、アクティブラーニングという言葉や、
非認知能力、文科省が発表した
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
などなど

今の保育・教育はそういった
子ども主体の保育に世界の流れとともに
移り変わっていくようですが、

同様に世の中のビジネス界でも同じ流れが来ているのかもしれません。

「やってあげるビジネス」
から
「見守るビジネス」へ。

お客様に対してなんでもやってあげること、教え込むことではなく、
お客様自身がやりたくなる、出来るようになるための環境や体験を用意すること。

「答え」を教えるのではなく、
「答え」を導き出せる為の「体験」を用意すること。

教える教わるの関係ではなく、
一緒になって体験し、学び続ける関係性が
今後はより重要になってくるのだと感じる一日となりました。

人生の喜びは、自分の知識を教えることや、
知識を教わることよりも、
一緒になって苦労したり努力してつかみ取った
体験そのものかもしれません。

私自身を支えているもの。
それはやはり様々な実体験です。

改めて、お客様と一緒になって体験していく豊かさを
分かち合える働き方や関係性を大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海

子どもの声

2017年03月20日

最近は色々と忙しさに敗けてしまうようなことが
多々ありますがその都度、子どもの声に助けられています。

先日も、クルーへのホワイトデーについて、
どうしようかと悩んでいて、、

「明日にみんなと相談すればいいかなぁ、、」

と思っていたところだったのですが、、、

子どもから内緒話があるというので耳を近づけると、
耳に口をくっつけて何やら話してくれているのですが、
唾の音で何て言っているかわかりません(笑)

ようやく聞き取れたのが、

「パパ、お姉ちゃんとママにホワイトデーのお返しをツ・ク・ロ・ウ・ヨ‼‼」でした。

心からお返しをしたいと思って、
目をキラキラとさせて話している息子を見ていると、
こっちらの子ども心もよみがえってきますね。

お蔭で忙しさに敗けず、
私自身も豊かな心で試すことも出来、
クルーの皆へもアイディアを持っていくことが出来ました。

同じように、妻への誕生日についても、
子どもたちが掛けてくれる声が、
私の子ども心をよみがえらせてくれました。

子どもたちのように、
子ども心を守るスペシャリストでありたいなと
改めて思いますが、

まずはそのスペシャリストたちから
学んでいきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海

「今できること」

2017年03月19日

 

引き続き、引っ越し準備をしてます。

子ども達が使い続けてきたチャイルドシートや
ベビーカー。

お陰様で全て頂いて下さる方を見つけることが出来ました。
そして今日は、水槽を使ってくださる方も見つけることが出来ました。

埼玉から我が家まで車で来て下さり、
とても嬉しそうに、お持ち帰り下さり、
その後、お礼の連絡まで下さいました。

そもそも、これからも使ってくださること自体が
有難いことでもありながら、
使ってくださること自体に感謝のご連絡を頂けるのは
なんとも有難いことです。

インターネットでのご縁は、見えないご縁ではありますが、
今日も、本当に素敵な方とのご縁に恵まれてよかった。
貴方に出会えてよかったと、改めて感じる機会となりました。

引っ越しの時期は、出逢いの前に今まで一緒に過ごしてきたものとの
「別れの季節」だからこそ、この別れの時期を簡単にせず、利己的にせず、
誰もが「あなたに出会えてよかった」と感じられるような過ごし方を
大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海

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