学び

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

学び

初心を応援してくれる人

今日はある園の園長先生から人生において非常に大切なことを

教えて頂く機会となりました。

 

その方は、以前にもお伺いさせて頂いたときに、

ご自身が自ら、皆の居心地の良い場を作ることが園長の仕事と仰られ、

職員の休憩するテーブルに綺麗なお花を活け、そして大切にしていました。

 

その理由をお聴きすると、

「声なきいのちを大事にする心のゆとりがないと、

子どもたちや職員の声を聴こうとする姿勢が整わないから」

 

と「傾聴」について仰っていたのを今でも強烈に覚えています。

 

その方から今日は、「感謝」の心について教えて頂きました。

 

私たちは誰のおかげで今働けているのか。それを突き詰めたら、

今目の前でとるべき行動が変わるはずです。というお言葉です。

 

人によって対応を変える人。それでは感謝の心が失われる。

そう教えて頂きました。

 

人を大切にするというのは、差別なく目の前の人を大切にすることであって、

それが感謝だということですよ。

 

と教えて頂きました。

 

何十年も前、ある企業の社長から、

「あなたはえらい人にでも、業者さんでも、

用がある人でも、用がない人でも、誰に対しても接し方が変わらないということが

素晴らしい」と言われたそうです。その時に、なぜそうするのかと考えたときに、

そうじゃない自分になりたくないからという強い思いがあったそうです。

 

そして、なぜそう思うのかと突き詰めたとき、「感謝の心」を忘れてしまうからと

気づいたそうです。

 

誰に対しても態度を変えないことが大事なのではなく、

誰に対しても感謝の心を忘れないことが大事なのだと気づき、

以来、それを自分自身の信念として大切にしてこられたそうです。

 

そのお話をお聴きして、改めて園長先生との過去を振り返ると、

その言葉通りに、気さくに暖かく、来てくれてありがとうと、

見ず知らずの私に接してくれ、

そしてなんと子どもたちへとカブトムシの幼虫を頂いたことを思い出します。

 

「三昧」

 

感謝の心を私は毎日どれだけ心から行動に移しているかと振り返ると、

非常に傲慢な、私がいることに気づきます。

 

家族、親、会社、友人、学校、地域、日本、世界。

 

私の初心を貫くには、大前提にその目の前の人、存在に対する感謝がなければ

貫徹出来ないのだということを教えて頂きました。

 

今日の現場でも昨日の現場でも、反省することばかりです。

そして、改善する自分が多々あることや、

そうやってお客様から暖かく教えを頂けることもまた、

やはり嬉しいことです。

 

まだまだ至らぬ自分に一つの光明がまた刺したように感じます。

本当に今日は有難い教えをありがとうございました。

 

 

ミマモリスト 眞田 海