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桃李成蹊

先月後半に、ある保育園の園庭できれいなお花が!

 

 

こちら梅にも桃にも似てますが、木にかかった表示を見てみると「杏(あんず)」の花だそうです。

 

ちょうど春から初夏にかけては、桃、李(すもも)、杏、梨、りんごなど・・・果樹の花が次々と美しく咲いてきていますが、

 

司馬遷の『史記』の一説「桃李言わざれども下自ら蹊をなす」を略した「桃李成蹊」の言葉のとおり、桃や李は何もいわないけれど、ただ静かに咲いていて、その美しい姿や香りに人が自然と集まって、木の下にはいつしか小道ができるということから、徳がある人は 、何も言わなくても、その徳を慕って、人々が集まってくるということで・・・

 

与えられたその場所で無心に命を輝かせていれば、人生の道はいつか思いがけない形で拓けてくるのでしょうから、人と比べてできないことをなげいたり無理したりせず、自分らしくできることを怠けず懸命に生きていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子