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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

学び

場を考える

昨日に引き続き、畑での気付きについてです。

 

2か月ぶりということもあり、小麦のまわりには雑草も生えていて・・・中には花を咲かせたフキノトウや、ホトケノザなども育っていました!

 

 

そんな春の様子にちょっと喜んでいたところ、父から「小麦の周りの雑草とってよ」と・・・。

 

雑草を取り除いたり土を耕したりすることは一般的なことだと思うので、父の発言も不思議な話ではないのですが、

 

自分自身は、生き物すべてが共存・共生し合うのが本来の自然の姿と感じることもあり、基本的には自然農の考え方を大事にしたいので、土が柔らかくなる効果をねらって、雑草などは根を残してはさみでカットしたり、再び土に還るようカットした雑草を土にかぶせていきました。

 

ただ、そんな中でもホトケノザなどはお花がかわいかったので、カットせずにそのままでいたところ・・・

 

 

またしても父から「それもとっといてよ」と念押しが・・・。

 

そこで「植物はどれも頑張って育っているのに、野菜は育つと喜ばれて、雑草は育つと嫌がられるって、同じ命なのになんかかわいそうだね。ある意味、人間の勝手だよねー。」などと父に言うと、「そうは言っても、育っていい場所ってものがあるでしょ」と。^^;

 

それも一理ある、これも一理あると感じる中、そういう意味では、人も自然も全て関係性の中で成り立っているわけですから、色々なものへの見方として、ちょっと視野を広げマッチングできる場を考えたり、活かし合える配置や場というところから、より命が輝く関係性、環境をデザインすることも、もっと意識してみたいと感じました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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