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夏の思い出

夏休みのある日、7歳の息子が「大きな水鉄砲が欲しい!」と言い出しました。しかも、大きさ、形や色にもコダワリがあるようで…なかなか合うものに出会えません。そこで、そこまでイメージがあるのなら自分で作ろうと方向を変えることにしました。

 

まずは完成図を描いてもらい、こちらは基本的な水鉄砲の仕組み(作り方)を確認。どうやったら思い通りになるのか、何をどう作ればそうなるのかなど、あれこれ話し合いながら作ります。息子は楽しくなって「もっと」と沢山アイディアを出してくれます。こちらも「水鉄砲としての機能」を果たすために譲れないところがあります。やっとお互い納得しながら作り上げた!と思ったら、水が漏れたり…パーツが取れたり…完成→失敗→再挑戦の連続です。でも自分だけのカッコ良い水鉄砲を作るため、息子も完全に作り上げるまで頑張ってくれました。

 

大人も子どもも初めての水鉄砲作り。こうすれば「絶対」がある訳ではないので【試行錯誤】とは正にこのこと。それでも思い描いたモノを作るために、せっかくだから妥協しない。最後まで諦めない。そして相手の話に耳を傾ける(遮ったり、面倒がったりしない、時間が長くなると特に…笑)大切さを実感した1日でした。

 

早速出来上がった水鉄砲を持って、お友達と海辺で水鉄砲バトル!お友達に囲まれながら誇らしげに構える彼の姿は、やり切ったからこそ漲る自信とパワーを感じることが出来ました。

 

 

エールキーパー

秋山 有紀子