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相手に任せる=相手を信じる

先日、夏の北海道へと足を運んできました。毎年同じ場所を訪れていますが…7歳の息子は「カヌー」に乗った経験がとても印象に残ったようです。

 

元々は大人と子どもで乗るカヌーとして始まったのですが…中間ポイント辺りでペアを変更。そこで出逢ったお兄ちゃん(9歳)と乗り込むことになりました。乗り込んだのは流れもほぼ無い場所でしたが、それぞれが自由に漕いでいるうちにカヌーは思う場所とは異なる方向へと徐々に移動していきます。川の流れに乗ってしまえば急流へと飲み込まれるのではないか…と大人たちはハラハラしていましたが、そんなことは彼らだって承知のこと。流れに近付くたび、このままでは危ないと2人共必死になりますが…それぞれが一生懸命になるほどに空回り。なかなか思うようには進みません。

 

そんな時に案内人の方が「大丈夫。今は〇〇くんは漕がないで、相手に任せよう!」とリードして下さいました。これがまたとても的確な言葉だったようで、その後まもなく彼らは危機を脱することが出来ました。

 

どれだけ一生懸命な2人であっても(しかも目指す方向が同じであっても)それだけでは噛み合わない時があります。今回のように【相手に任せる=相手を信じる】ことが出来た時に、また違うお互いの強さやチーム良さが惹き出されるのかもしれません。

 

 

エールキーパー

秋山有紀子