学び

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

学び

出来ること探し

 

子ども達も徐々に歳を重ね、自分で考えて動くことが出来るようになってきました。特にそれを感じさせてくれるのは「出来ること探し」をしている時です。

 

時間帯は主に夕方。遊びも宿題も一段落するのか、それとも、バタバタしている母を気遣ってくれるのか…。二人は出来ることを探し始めます。当初は「何か出来ることある?」とよく聞かれたものですが、日常生活はいつ繰り返しだと気付いたのか、最近ではキョロキョロしながら先回りをして動いてくれます。

 

お風呂は洗ってあるだろうか。お皿やカラトリーは並べてあるだろうか。御飯の準備は進んでいるだろうか。

娘は私と横並びで御飯作りのサポートが中心ですが、それぞれがそれぞれで動き出すと、信じられないほどスムーズに時間が流れていきます。結果、時間的にも大きな余裕が生まれ、ゆっくり話しながら御飯を食べたり…お風呂の中で一日を振り返ったり…お互いの気持ちに耳を傾ける時間が増えたようにも思います。

 

二人がまだ乳幼児だった三年前は、想像も出来ないような今の生活。「二人のおかげ。」と口にするたび、嬉しそうに笑い合ってくれる姿を見ると、「ありがとう」の数だけ彼らの自信に繋がっているのかもしれないと考えたりもします。時に、競い合うように出来ることの取り合いをすることもありますが(笑)それはそれでご愛敬。私も彼らに負けずに、自ら考えて動き、自分の糧は自分で創り出すように過ごしていきたいです。

 

 

エールキーパー

秋山有紀子