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聴福庵

古民家甦生の取り組み

自社農園でのお米づくりや野菜づくり、社内ガーデンや天然酵母パンづくりなどを通して「生き方」を学んでいます。

暮らし

生きている

最近は週末になるとパンを焼いているのですが、実は昨年の福岡出張中に緊急事態宣言で東京に帰れなくなり、その時、パンを焼くための楽健寺酵母(天然酵母)を自宅に置き去りにし心配した経験があったので、

 

◆気になる存在
http://www.caguya.co.jp/kurashi/29054.html

 

それからというもの、出張に出る時は、最悪家に帰れなくなることも想定して、酵母とヨーグルトを一緒に持ってくることにしていました。

 

そのため、今回は緊急事態宣言が出て福岡にいても、いつもの楽健寺酵母でパンをつくれるというわけです。^^

 

ただ、これまではスイッチひとつで簡単にできるホームベーカリーでつくっていたのですが、さすがにそれは持ってきていないので、手ごねでパンを。

 

そんな慣れない手づくりパンですが、これまでわりと適当なかんじでつくってもそれなりに美味しく焼けていたのですが、先週作ったパンは、なぜかこねている時もいつもよりちょっと固い気が。

 

それでも焼き立てはとても美味しかったのに数日すると、驚くほどの固さに! まさに歯が立たずどうにもならなかったので、スープに入れて食べてみたものの・・・それでも固い!大げさではなく石のようなパンでした。。。

 

そんな失敗をしたこともあって、昨日はリベンジを!

 

先週よりも気持ち多めに水を入れたのと、水温もちょっとぬるま湯に変え、パン生地を練っていると、先週の固さは感じられず明らかにいいかんじ。

 

 

更に、気温もこれまでの週末に比べあたかかったのか、いつもよりも短時間でいつもよりも大きいサイズに一次発酵が!

 

 

その後ガス抜きをしつつ、成形し、

 

 

二次発酵を待ちましたが、こちらもいつもよりも短時間で大きいサイズに!

 

 

そしてオーブンで焼き、焼き立てのパンを頂いてみると、外はカリッと中はモチっと、柔らかくておいしくできました!^^

 

 

そんなわけで、いつもと同じ材料、分量でも温度や湿度の影響を受けてか、こんなにも違いが出てくることが分かり、改めて楽健寺酵母が生き物であることを実感しています。

 

そして、今までで一番の失敗の後の、まさかの一番の成功パン! 失敗って大事ですね。^^

 

そういう意味では、ホームベーカリーではなかなか気づかなかったこともありますので、せっかくですから五感を使いながら、毎回の違いを研究しつつ、生き物を相手にしている自覚を持って、パンとの対話も楽しみながらパン作りをしていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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