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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

語呂合わせ

来週は父の77歳の誕生日ということで、本日は兄家族も一緒に集まって喜寿のお祝いをしました!

 

 

 

ちなみに昨日11月22日は「いい夫婦の日」ですが、本日11月23日は「いい夫妻の日」だそうで、「それって同じ意味だよね?!」なんて話していたら「あ!いい兄さんの日でもあるね!」と父が。

 

更には「いいファミリー(家庭)の日」でもあり、語呂合わせがすさまじいかんじですが、偶然にもそんな日に家族が集まってお祝いができたことも面白く、ありがたいことだと感じます。^^

 

この77歳をお祝いする「喜寿」ですが、「喜」という漢字は草書体にして書き表すと、上に七を一つ、下に並べて七を二つと、合わせて七が3つ重なった形となることから、七が重なって七十七と読めることに由来しています。

 

縁起の良い七の数字が3つも重なるのはこの年だけで、還暦や古希など、日本で現在行われている長寿のお祝いは中国に由来しているものが多いですが、喜寿については、初めて日本人が縁起かつぎでお祝いを生み出したそうです。

 

また当時77歳は厄年のひとつとされていたため、喜の字を使うことで難を逃れる「喜の字の祝い(きのじのいわい)」や「喜字齢(きのじよわい)」と呼ばれることもあるとか。

 

そして100歳の「百寿」まで続く長寿祝いは、全てこんな文字の語呂合わせから生まれているようで・・・結局昔から、日本人は語呂合わせが大好きですね。笑

 

そう考えると、日本の縁起かつぎの基本にはまず言葉の信仰があるとも言えますから、「言霊」ともいうとおり、言葉の力を侮らず大事につかって縁起をかついでいけたらと感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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