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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

桜の数え方

今日も桜についてです。^^

 

桜の数え方に注目してみると、実に色々とあることに気付きます。

 

例えば、桜の花のつぼみは「1個、2個」と数え、

 

ほころんだ個々の桜の花は「1輪、2輪」、花びらは「1枚、2枚」、そしてそれが舞い散ると「1片、2片(ひとひら、ふたひら)」と数えます。

 

そして、桜花が数輪まとまっている花房は「1房、2房(ひとふさ、ふたふさ)」と数え、花房がついた枝全体の数は「1枝、2枝(ひとえだ、ふたえだ)」。

 

また、桜の花がついたたくさんの枝を「万朶(ばんだ)」と言うそうで、この「朶」の意味は、垂れ下がっている枝を意味するとか。

 

こんな風に、桜の花にまつわる数え方を集めるだけでも、日本語の美しさや表現の豊かさ、そして日本人の桜に対する特別な思い入れを垣間見ることができ・・・

 

桜の花が楽しめるこの時期は、そんなことを考えながら桜を眺めてみるのもまたオツな気がします。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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