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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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地域性

時代は変わってきているのかと思いますが、

 

改めて自分自身が子どもの時を振り返ると、、、、

 

30数年前年前のことですが、

「子ども同士だけで遊ぶ」という環境が当たり前にあり、

小学生になってからは

子ども同士で遊び、時間になったら家に帰るという環境だったように

思い出します。

 

ほんとにそうだったっけな?!と自信なく、

親に電話で聴いてみると、、、

 

「小学校1,2年生くらいの時はそうは言っても、

夕方くらいには遊んでいる先に迎えに行ったものよ」

 

「でも、昔は恵まれていたのよ、半径数百メーターに

沢山のお友だちがいて、母親も専業主婦がいっぱいいてね。」と。

 

しかし、今となっては、

親が一緒に遊びに行くという世帯も増え、

昨今の事件や地域性の欠如から、

子どもたちは自分たちだけで遊ぶという環境が少なくなったり、

昔と比べて共働き世代が増えたり、核家族化が進み、

おじいちゃん、おばあちゃん含めて周りに大人がいなかったり、

 

すると、公園以上に周りの見守りが入らない環境の中で、

安心安全なはずの家までもが遊び場としてではなく、

事件の場となっていってしまいました。

 

今の近隣の小学校の決まりでは

「親が(働いていて)不在の家には子どもたちだけで過ごしてはいけない」

 

というのが常識となっており、

改めて、社会の変化が子どもたちに与える影響は

非常に大きいことなのだと感じます。

 

大人が大人の都合で、

自分たちの夢や目標を追い続けてばかりいては、

子どもたちを見守る地域性が失われていってしまう。

 

私たちが生き、暮らすということは、

自分の生活や夢のことばかりではなく、

その地域に住まわせて頂いているのだからこそ、

その地域の子どもたちのために、具体的に動いていくことなのだと

改めて感じる機会となりました。

 

地域性を育み、人々の絆を結び、

新たなご縁を作り出し、地元の人々を喜ばせる。

 

そんな取り組みを、私自身もこの地に住む限り、

大切にしていきたいと思います。

 

 

ミマモリスト

眞田 海