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コンパニオンプランツ

昨日のブログで「ネギが再び育つ」とお伝えしましたが、ちょうどネギの根を植える時に父が「いいこと思いついた!」と。

 

等間隔にネギの根を植えていったのですが、今度畑に来る時は、そのネギとネギの間にトマトを植える・・・とのこと。

 

 

これは「コンパニオンプランツ」といって、近傍に栽培することで、お互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる植物のことを指すのですが、ちょうどネギとトマトもそれにあたり、ネギの根に共生する微生物が抗生物質を出して、ナス科(トマト)などの病原菌を減らすそうです。

 

また、コンパニオンプランツとは逆に、生育が悪くなったり、害虫が増えたりする組み合わせもあり・・・

 

改めて、野菜も人間も同じ生き物であり、好き嫌いや相性の良し悪しがあるというのは、自然なことなのかもしれません。

 

そして、自然だけでなく人においても、相性の悪いもの同士を近づけどうにかしようと無理したり固執するよりも、もっと視野を広く持ち、相性の良し悪しを見て、相乗効果をねらい、どう組むか、配置するかなどを考えてみると、もっと可能性も広がりおもしろい気がします。

 

もちろん、人間関係が良好になるよう個人努力も必要だと思いますが、個々の力以上に、もっと自然の力をお借りできるよう、配置やデザイン、関係、環境に目を向けてみたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子