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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

冬至 ~2017年~

今日は冬至。
北半球では太陽が1年で最も低い位置にきて、夜が一番長くなる日です。

 

そして、冬至といえば「柚子湯」というわけで・・・出張中ではあるものの、近くのスーパーで柚子を購入し、今夜は宿泊先のホテルで柚子湯を堪能。^^

 

 

ちなみにこの「柚子湯」の由来としては、冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありますし、

 

柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」の語呂合せからとも思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。

 

また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので「長年の苦労が実りますように」との願いも込められていたようです。

 

それにしても、行事の由来を知れば知るほど、過ごし方や感じ方もなんだか楽しく変わってくるものですが、

 

そんな風に先人が残してくれた行事の風習には、やっぱり季節の流れにのり自然に沿って過ごしていけるからか、どこか安心感をおぼえます。

 

そして、そんな安心感が、やっぱり私たち人間も自然の一部であることを思い出させてくれているようです。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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