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やさしいうた

最近読んでいる本の中で、世界の国歌について書かれていたので、
各国の国歌の和訳を調べてみると、、、各国によって国家の色が歌に出ているなと(笑)

和訳を読むと何となくどこの国か分かります(笑)

例えば、この国歌はどこの国のでしょう?!

神よ我らが慈悲深き
女王陛下を守りたまえ
我等が高貴なる女王陛下の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
勝利・幸福そして栄光を捧げよ
御代の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ

答えは

イギリスですね。God save the queenという曲名です。
女王を大切にする国らしい感じがします。

次の国はどこでしょう?!

讃えよ! 我等が自由なる祖国を
長きに渡る同胞の団結
祖先より受け継ぐ民の知恵
祖国よ 永遠なれ!我等が誇り

南方の海から北極圏まで至る
我等の森林に原野
世界で唯一無二の存在
神が護りし祖国よ!

多くの夢と人生の希望を広く受け入れ
築き続ける確固たる未来
母なる大地への忠誠が我等に力を与える
過去も 現在も 未来にも!

答えは

ロシアです!
何となく北極圏という言葉と壮大な国土を創造させられますね(笑)

さて次はどこの国でしょう。

いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ!
我等の血と肉をもって
我等の新しき長城を築かん
〇〇に迫り来る最大の危機
皆で危急の雄叫びをなさん

起て!起て!起て!
万人が心を一つにし
敵の砲火に立ち向かうのだ!
敵の砲火に立ち向かうのだ!
進め!進め!進め!

〇〇には国名が入っているので伏せました。

答えは

中国です。

意外と戦争色が強いんですね。

さて次はどこでしょう。

おお、見えるだろうか、
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした

砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!

答えはアメリカですね。これは分かりやすいですね。

そして最後は日本です。

君が代は 
千代に八千代に
さざれ石の
いはほとなりて
苔のむすまで

私なりの意訳ですが

あなたのいるこの幸せな世界が
永遠に続きますように

小さな石が集まって
やがて大きな石の塊になって
さらにそれに苔が覆い尽くすようになっても

日本の国歌はなんだかとても優しくて美しいですね。

しかもこの歌詞は905年の古今和歌集に
「題名知らず、読み人知らず」で掲載されていたもの。

古くから残るその和歌に宿るいのちは今も日本の国歌として
無意識無自覚のうちに、私たちの国民性として沁みているのかもしれません。

ミマモリスト 眞田 海