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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

こころ

最後のお別れ

今日は、母の五十日祭と納骨祭でした。

 

「今日は涙雨だね」なんて話していたように、朝から雨が降っていたのですが、お墓での納骨祭では雨もやみ、集まった親族で最後のお別れをすることができました。

 

 

また当初の予定では、本家がある宮前の自宅で五十日祭を行う予定でしたが、最近はコロナ感染者数もまた増えてきたため、蜜を避けて秩父神社の斎館で行い、

 

 

 

直会もお店ではなく、料理を持ち帰って家で行うことに。

 

 

そんなわけで、コロナや天候など色々と心配はありましたが、おかげさまで、母の五十日祭と納骨祭を無事に秩父で終えることができました。

 

また、直会の時は、皆で母との想い出を共有し合ったりして、改めて、母は子である私に対してだけではなく、関わる周りの人に対し、愛情深く接していたこと、そしてまた、皆からとても愛されていたことを感じる時間でした。

 

五十日祭は一つの区切りということでもありますので、今でも色々な気持ちはあるものですが、この先、自分の寿命さえ分からないままに生きさせてもらう中、いつまでも悲しんだり寂しがったり、知ろうとしても知り得ない母の思いについてあれこれ考えすぎることよりも、

 

自分の命を含め母が残してくれたもの、与えてくれたものは大きいからこそ、毎日を元気に大事に生きていくことにエネルギーを注いでいきたいと感じています。

 

そしてそんな毎日を送りながら、今はまだ、母の死について、ちょっと無理に受け入れようとしている自分もいますので、いずれ、母の生も死も含め丸ごとを、そのままに自然と受け入れられるような、器の大きさを持てたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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