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種と土

人それぞれに大切にしたい自分らしさや自分の信念の種。

その信念の種を、どのように組織や社会に生かしていくのか。
その部分で色々と悩むことが多いものですが、昨日は新たに学びとなる言葉を頂きました。

「日本の各県知事のやりたいことを集約しても日本にはならない、それは、各県知事が自分の県のことを考えているから」

日本は今、どんな状況か、今何をする必要があるのか。県知事の視座によっては日本が抱える課題や優先順位が見えないこともあるかもしれません。すると各県が最善と思って行っても、日本は衰退していきます。

「自分の立場」「自分の価値観」「自分の視座」だけで仕事をしてしまっていては、「日本」は守れないという教えだと私は受け取りました。

大切なのは、それらの視座や立場・価値観だけで動くのではなく、その「個性」を活かすためには、「国」と対話すること、そして知恵を絞ること、パートナーや協力者を見つけることだと感じます。

昨日、クルーの振り返りの言葉の中に、「一人でやる仕事の質には限界があるし、この方向性でよいのかという不安があるが、3人で話し合って進めた仕事では自分の価値観以上の仕事になっていった」という言葉がありました。

「県知事」と「日本」の関係性は、「会社」と「社員」とも同じであり、「会社」と「日本」との関係性とも同じなのではないかと感じます。

種は適切な土や環境がなければ芽が出ません。
土や環境として何が出来るか。見つめて行きたいと思います。

ミマモリスト 眞田 海