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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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学びの機会

新年が始まり早々に政府から緊急事態宣言が発令されたことを受け、1月中旬に予定してGTセミナーの中止が決まりました。

 

カグヤで働き始め10年、私自身これまでセミナーの中止を経験したことがなく、オンライン・オフライン同時開催のため、全面的にオンラインに切り替えての開催はできないかなど検討を行いましたが、会場での機材関連の準備などのことを考えると、やはり中止せざるを得ないということになりました。

 

セミナーにお申し込みいただいた園へお電話をすると、「こういう時だから仕方がないですね」「東京は感染者が増えて大変かと思いますが、大変な時期に連絡ありがとうございます」など、温かなお声がけを頂く中で、同時に「残念です」というお声。

 

やはり、コロナ禍だからこそ、なおさら園同士の交流が図りづらい分、他の園はどう保育を行なっているのか?どう行事を見直しているのかなど、学ぶ機会を求めていることを実感します。

 

今年はセミナーのオンライン配信と初めての取り組みに、毎回試行錯誤を重ね、園見学もオンライン配信することで大人数であっても、保育室の作りや狙いを職員の方が説明をできたり、参加者の方から質問を受け、そのままお答えしたりと、今できることに目を向け取り組んできました。

 

「セミナーに参加できなくて残念です」という言葉に、やはり子どもたちのために何ができるかを考えられる先生方の想いを感じます。

 

私自身、子どもに直接関わる仕事を学生の頃探していましたが、ある先生が「朝起きると宴に行きたくないと思ってしまうことがある」という一言を聞き、困っているのは子どもだけではなく、先生たちも困っているんだ!」と知り、先生方に関わる仕事をしたいと思いカグヤに入社した経緯もあり、その学びの場を用意できることもまた、自分自身の初心に繋がっているのだと改めて感じました。

 

今回企画していたセミナー自体は中止となりますが、その代替えとして特別セミナーを実施することになりました。お申し込みはこちらからお願いします。https://forms.gle/BD84oXjevHQvyp547

 

私が直接講演するわけでもなく、できることは事務関連のことですが、保育を一緒に学び、深めていく一員としてありたいと改めて感じました。

 

奥山 卓矢