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錫婚式

先日、結婚してから丸10年を迎えることが出来ました。

 

もう10年。まだまだ10年。

どちらとも感じますが、色々な人の存在や出来事があってこその10年間です。

どれ一つ欠けても全く違うこの日を迎えていたのだろうなぁと思います。

 

さて、10年の記念に何をしようということになり色々と調べていると、結婚記念日には1年ごとに数え方があることを知りました。

 

1年目】紙婚式
2年目】藁婚式(綿婚式)
3年目】革婚式
4年目】花婚式
5年目】木婚式
6年目】鉄婚式
7年目】銅婚式
8年目】ゴム婚式
9年目】陶器婚式
10年目】錫婚式(アルミ婚式)
11年目】鋼鉄婚式
12年目】絹婚式
13年目】レース婚式
14年目】象牙婚式
15年目】水晶婚式
20年目】磁器婚式(陶器婚式)
25年目】銀婚式
30年目】真珠婚式

  

1年目の紙という柔らかく日常的な物から、徐々に硬い貴重品へと変わっていくのだそう。

金婚式や銀婚式くらいしか聞いたことがありませんでしたが、今回は錫(すず)婚式ということで、記念となる錫製の何かを選びに行ってきました。

 

選んだのがこちら。

 

こちら、手で簡単に曲げられて好きな形にすることができるのです。

 

『すずがみ』という名前の通り、紙のように形を変えられる錫製のお皿。

錫は金属ですが本来はとても柔らかく、その柔らかさを残すため純度100%のものを職人さんが一つひとつ念入りに叩くことで、柔らかいけど固い、不思議な触感になるそうです。

くるくる丸めると一輪挿しの花器としても使えるそう!

 

普段食器を購入する際はこんなにも遊び心を持って選ぶことがなかったので、記念日としてとても良いものに巡り合えたと思っています。

 

錫のように美しさと柔らかさを兼ね備えた夫婦になれるよう、当たり前のようで当たり前ではない生活を丁寧に過ごしていきたいと思います。

 

美化コーディネーター

眞田 由莉