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世界が広がる

北海道の斜里町にある幼稚園さんから、『ミマモリングソフト』の導入希望のお話を頂き、私たちにとって、最北端のパートナーとなりました。

 

寒い時期には-20度を記録するようで、同じ日本だとは考えられないくらいの寒さです。

 

園内に入ると遊戯室での室内遊びが充実した空間になっていました。

 

 

園長先生にお聞きすると、「冬になると雪で外へ出てくことができなくなります。晴れていれば出来るだけお散歩に出かけるようにしていますが、室内でも体を動かして遊べるようにしています」と仰っていました。

 

園長にお話を伺っていると、一時期は職員も少なく経営が立ち行かなくなりそうになったこともあったり、これまでの一斉画一の保育では子どもたちのことを見守っていけないと、こども園に以降すると同時に保育内容や環境を見直し、何とかここまで来たと言います。

 

地域柄、ロシアから毛ガニを売りに来たり、アイヌの文化を今後は子どもたちにもっと伝えていけるように地域や行政とも協力していきたいと話をされ、東京から見たら北の端ですが、世界から見たら国際色豊かで独自の文化も持った場所なのだと、自分自身の視野が広がりました。

 

園長先生は、「自分から情報を取りに行かないと、中々入ってこないから」と笑って仰っていましたが、これまでの様々な経験があって今を語れている優しさの中にも強さを感じました。

 

今後は理念に沿って、園庭の改修を進め築山や手押しポンプを作り、理想の園づくりを進めていくと言います。先生方が目指されている、一人ひとりの発達を見て保育を行っていく、そこを私たちもお力添えできるよう、今後も関わっていきたいと思います。

 

 

ミマモルジュ

奥山 卓矢