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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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教材庫

先日、ある保育園へ訪問したときのこと。

 

「先生たちが保育の教材で使った紙などを、きれいに元にあった袋の中に戻さず袋の上にのせたりするため、ぐしゃぐしゃになり使えなくなってしまったりするので、掲示物で工夫してみたんです。」

 

・・・と、教材庫管理の担当になった先生が、教材庫の中を見せてくれました。

 

 

よくトイレなどで見かける『きれいに使ってくれてありがとう』のマネをされたそうですが、これだといまいち効果が見られなかったということで、園長に相談してみたところ、

 

「だったら、私が怒ってる写真のせたらいいよ!」と園長が言ってくれたそうで、「それならゼヒ!」と、園長の怒り写真もすぐそばに掲示したそうです。笑

 

 

実際には、これでも効果のほどはいまいちだったそうですが・・・

 

こんな工夫には、ある意味園長の個性や強み?を生かした環境づくりが感じられ、枠や刷り込みにとらわれない、自由な遊び心に思わず笑ってしまいました。^^

 

それにしても、このような間接的な仕事は、なかなか誰かに評価されにくい仕事ではありますが・・・

 

それでもこうして見えないところで注力してくれたり工夫してくれたりと、陰ながら支えてくれている人の存在を決して忘れてはいけないと感じつつ、このような先生の働きを自分自身も見習っていきたいと改めて感じさせてもらいました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子