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手本に

昨日は、ある保育園で理念研修がありました。

 

園の初心、自分自身の初心に立ち戻るために、研修では「園の子どもたちに何を大切にして生きてほしいか?」を、それぞれの先生からお話頂いたのですが、

 

お聞きしてみると「命、健康、感謝、素直さ、自分で決めること、今」など・・・実に沢山の「大切にしてほしいもの」が出てきて、そのどれもが、その人らしくとても尊いものだと感じました。

 

また、印象深かったのが、

 

「いい友達を持つことを大切にしてほしい。そのためには、友達にとって自分自身がいい友達になってほしい。」

 

「自分を好きになってほしい。そうすれば他人のことも好きになれるはず。」

 

「優しさを大事にしてほしい。優しくすると、優しさが返ってくると思うので。」

 

「自分を大切にしてほしい。そうすれば他人も大切にできるから。」

 

・・・など「自分の生き方やあり方を見直していこう」と思える声が多かったことです。

 

こちらの保育園の園訓、初代園長の初心は「子どもを信じ切る、子どもの手本になる。」ですが、先生たちのお声には、まさに「子どもや相手を変えようとするものではなく、自分が変わること」でもあり、「自分が手本になっていこうとすること」を大切にしていく生き方にも通じるようにも見えました。

 

私にも「子どもに大切にしてほしいもの」がありますので、まずはそれを自分自身が諦めずに信じ、自身の生き方を通して「大切にしてほしいもの」が子ども達へと伝わったり、残ったり、繋がっていけるよう・・・日々内省をしながら、生き方を磨いていけたらと思います。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子