自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/04/21

少人数

新年度が始まり、環境の変化もあったりして、
慣れない緊張や不安、忙しさも目立つ時期ですね。

カグヤでは、部署替えなどもないので、
大きく環境が変わることもなく、
その点の不安はあまりないのですが、

なんといっても、人が少ないこともあって、
てんやわんやの毎日です。^^;

「人を入れればよいのでは?」と思われそうですが、

私たちは、せっかく就職エントリーがあっても、
むやみやたらに採用をすることもなく、

本人の望む生き方を尊重できるように、
面談や同体験を重ねながら、
しっかりと対話をする時間をとっていたりするので、

その結果、本人の目指しているものと
私たちが目指しているものがマッチングしなければ、

人が良くても、
残念ながら一緒に働くことも難しく・・・

そんなこともあってか、
なかなか、人が増えることがありません。

そして、なぜか?
日々、予期せぬことも多く、

思ったとおりに仕事が進まないことも
多々あるのですが、

そんな局面でも、
ありがたいのは、協力し合える仲間の存在。

むしろ、少ない人数だからか、
協力せずには成り立たないことばかりなのですが、

更には、みんなそれぞれに大変な中でも、
理念を見ながら、

ご機嫌でいようと頑張っていたり、
おもいやりや協力を優先しようとしていて・・・

そんな姿を目にしたり、触れる度に、
「すごいなぁ」と、ただただ感心し、

仲間への尊敬の気持ちが増すと共に、
自分もそうでありたいと
頑張れるところがあったします。

ちょうど、先日お伺いした保育園では、
大きな法人で、職員が多いため、

トップダウンによる主体性不足や、
情報共有、スケジュール調整などの難しさに
頭を抱えていましたが、

人数が多い、少ないということも、
それぞれにメリットデメリットがあるのでしょう。

そして、何事も、
悪い方を見ればきりがなく、
同じく、良い方を見てもきりがないのだとしたら、

やっぱり良い面やあるものを見ていけたら
楽しいなと感じます。

せっかくの少人数組織ですので、
少数精鋭?というかんじで、

今の仲間で協力しながら、
この人数だからできること、働き方を
楽しんでいきたいものです。^^

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子