自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/08/10

黄色いスイカ

明日から夏季実践休暇が始まり
社内が不在になることもあり、

室礼で盛らせて頂いたスイカを
みんなで頂きました。

◆お盆の室礼 ~2017年~
http://www.caguya.co.jp/wp2/farmblog/shitsurai/p10450/

スイカといえば赤を想像するものですが、
切ってみると、黄色くてビックリ!

スイカ_170809

味は、赤と同じく甘くておいしかったです。^^

そんな黄色いスイカのことが気になり
調べてみると・・・

「もともとスイカは黄色い」という
衝撃の事実が発覚?!

そもそも、スイカの起源は
南アフリカのカラハリ砂漠で、

水分の少ない砂漠地帯で、大量に水を蓄えたスイカは
今でも「砂漠の水瓶」といわれているとか。

そんなカラハリ砂漠のスイカの写真を見てみると、
確かに、きゅうりのような白から薄い黄緑。

諸説ありますが、
黄色の遺伝子を持つスイカは江戸時代に遡り、
輸入品として長崎に入ってきたようで、

赤いスイカと黄色いスイカを掛け合わせると、
親の優勢遺伝子がでてきて黄色いスイカになるため、
スイカの赤色は劣性遺伝といえそうです。

スーパーなどで見かけるスイカの大半が赤色なので、
なんだか意外ですね。

「スイカは赤」という固定観念が壊されたようでもあり、

もともとのカタチやルーツ、背景を知ることは
刷り込みや思い込みを壊す上でも、大事なことですね。

柔軟であるためにも、
ある意味で、自分を疑っていきたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子