今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2015/12/25

「小さい人」

こんにちは、眞田です。

今日はクリスマスですね。
子ども達もこのクリスマスまでの数週間、

「サンタさん、来るかなぁ、サンタさん、今見てるかなぁ」

と、見たこともない存在に対して思いを頂き、
過ごしているのを見ると微笑ましく感じるとともに、
その感性の鋭さや素直さに感動します。

何も言わずとも見えない存在を感じ、
そして信じ、自分の行動を律する姿は
子どもではなく、立派な一人の人間であることを感じます。

子どもの事を自分よりも下の存在として見ていないか。
自分よりも未熟な存在と見ていないか。

NHKの子ども番組「できるかな」(1970~90年)でおなじみの
高見のっぽさん(81)は、子どもと接するときに
子どものことを「小さい人」と呼ぶそうです。

「自分が一番賢くて鋭くてきれいなときはいつかと考えると、5歳。
大人が「子どもだからわからないだろう」と侮った言動は、ちゃんと見透かしていた。
そのつもりで小さい人と接するから、真剣です。」

そう仰るのっぽさんの言葉の意味を子ども達と過ごす中で
体験から学び、自分自身のまなざしを磨いていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海