今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/10/18

「娘から見える世界」

こんにちは、秋山です。

先日3歳の娘と一緒に、
公園で遊んでいた時のこと。

娘が滑り台の上に立っていると、
強い風が過ぎ去って、
木々が揺れ、葉が舞い落ちました。

上から見つめていた彼女は、
「みんな、おなじほうにいく。」
「ずっといっしょよ。」
と、言葉にしました。

私から見ている風景は、
葉が風に吹かれて「落ち」、
その方向は、吹かれるままに「それぞれ」。

でも彼女から見た風景は、
葉は吹かれた方向へ「行き」、
その向かう先はみんな「同じ」。

まったく逆に感じていることに驚きました。

普段何気なく見ているモノも、
言葉で表現することは少なくとも…
きっと見え方・捉え方は異なっていて、
彼女の世界は、彼女らしく輝いている。

親子で在りながらも、
オモシロイなぁ、もっと知りたいなぁと、
思わせてくれる出来事であったと同時に。

その娘の視点の「あたたかさ」に、
ほっこりとさせてもらいました。

言葉の数がたくさんあるのと同じように、
見え方も、感じ方も、刻み方も、
また同じくらい沢山あるのだと思います。

その1つ1つを大切に育みながら、
彼女の見ている世界にも、
目と耳と心を傾けていきたいです。

エールキーパー
秋山 有紀子