上海報告7

私の上海行の飛行機は先方がとってくれたのですが、往復で買うため、帰りが羽田空港着便は中国東方航空しかないために、関西国際空港から上海までの飛行機も中国東方航空の便でした。行きは、ビジネスクラスをとってくれたのですが、エコノミークラスと大差はなく、CAはすべて中国語で話しかけられますので、昼食のメニューもよくわかりませんでした。なんとなくチキンヌードルらしき発音があったため、それにしてもらいました。唯一ビジネスらしいのは、おやつに焼き鳥が出たことくらいです。まあ、飛行時間は、1時間15分ですので、国内の飛行時間よりも短いくらいでした。

到着後イミグレ前にカウンターで入国カードを記入したのですが、困った欄が、滞在住所です。ホテルは先方がとってくれてあり、住所などはわかりようがありません。まあ、相手はどうせわからないだろうと、適当に上海ホテルと書いておきました。その後、また長い列に並び、やっと審査を受け、今度は難なく通過できたました。どうも、中国では、このカードがあれば、ほとんど質問はないそうです。無言で通してくれます。その点は楽なのですが。

イミグレでカードをもらって記入したことは、出国の時にも困った状況が起きました。それは、機内でそのカードををもらうと、入国カードと出国カードはミシン目でつながっていて、出国の時には、その半分の出国カードを出すことがわかるのですが、私はイミグレの時にカウンターにおいてあるカードに記入したので、出国の時にもカードが必要であることがわからず、入国の時と同じように、長い列を並んでやっとたどり着いたにもかかわらず無言ではねられてしまったのです。今度は、「外国人出境卡」のカードへの記入です。また、カウンターでそのカードを手に入れ、記入しました。また、長い列を並ばないといけないのですが、帰りになると少し度胸がつくのか、係員に、今まで長い列を並んでいたということをなんとか話し、今度は特別に政府高官の通過する場所で通過させてもらいました。出入国の際はツアーでもなく、仲間がいるわけでもなく、全く一人だったので、まあ、ある意味では、一人旅の面白さというか、思い出になりますね。

そんな思いをしてやっと上海に入国してところで、中山さんが待っていてくれました。しかし、1時間も前に出た邨橋君がいません。中山さんに聞いてみると、私と一緒に来るものと思っていたそうで、まだ、落ち合っていないそうです。周りを探しても見当たりません。しかも、中国の方で今回いろいろとお世話になる方も迎えに来てくれることでしたが、見当たりません。連絡しようにも、中山さんに携帯は充電が切れてつながりません。1時間くらい待ったのですが、落ち合うことができません。そこで、もしかしたら邨橋君は、ANAで来ているので、その到着ゲートの方に行ってみることにしました。ここで、また中国らしさを体験します。違う航空会社に移動するたびに、荷物チェックをするのです。鞄をX線に通過させ、ポケットのものを全部出さなければならないのです。

すったもんだあったのですが、結局、3人はほどなく出会うことができました。しかし、現地で迎えに来てくれるはずのロンさんとは連絡がつかないため、とりあえず私たちだけで地下鉄でホテルの近くまで行き、そこからタクシーに乗ることにしました。

 

上海報告7” への7件のコメント

  1. 予想に反する、と言いますか、想定力不足を痛感したと言いますか、ツアーガイドや現地をよく知っている人と一緒でない場合、とてもドキドキする状況に出くわす、ということがわかります。私も中国上海イミグレでの試練?を経験しました。同じく滞在地を書け、と入国カード記入を求められました。友人が到着ロビーで待っている、その友人の家に行く、と英語で話しましたが、どうも通じてないようでした。しかし、再度ゆっくりと話すと、「携帯番号を書け」と指示してきました。そうして、やっとイミグレを通過できたのです。私は「フゥ~~」と大きくため息をつきました。「まあ、ある意味では、一人旅の面白さというか、思い出になりますね。」との心境には程遠い、これからどんな困難が待ち受けているのだろうか、と不安いっぱいな気持ちで中国に入国したことを思い出しました。中国によく行っている日本人に聞いたのですが、携帯番号情報がかの国では殊の外重要である、ということでした。しかし、提供した携帯電話番号が嘘の番号だったら・・・?いろいろと考えてしまいました。

  2. 様々な困難を乗り越えての上海入国。本当にお疲れ様でした。待ち合わせ場所で落ち合えず連絡も取れないという状況、一昔前なら当たり前だったのかもわかりませんが、現代の生活に慣れた身としては、しかも日本ではない場所で、人によってはドキドキを通り越した感情を得ることでしょう。それでもいよいよ合流され川の流れも勢いを増すというのでしょうか、上海講演へと加速していくのがわかります。

  3. 上海についてからもいろいろな大変なことが待ち受けていたんですね。なかなかみんな揃わずにやぎもぎして、揃ったら現地の迎えの人と会うことができずに…。ひと昔前までは携帯がなかったので、そんなことも国内でもしょっちゅうあったのだろうと思いますが、最近はそんな経験をすることも少なくなって、ある意味ではならではの体験ということになるのかもしれません。
    〝一人旅の面白さというか、思い出になります〟と藤森先生の文章から、そんな体験も楽しんでいることが伺えます。

  4. なかなかの苦難といっていいのでしょうか。
    海外へ行くには、文化の違いがあり、日本では当たり前だったことがなく、その国が決めている規則が日本にはなく、特殊なもののように感じますが、一つ一つから、その国の特徴があることを感じることができました。これも、世界で藤森メゾットの広がりにある出逢いや出来事なのかなと思いました。

  5. 中国東方航空のエコノミークラスとビジネスクラスに大差がなく、差はおやつの焼き鳥だけとは… とは言うものの、私自身ビジネスクラスを体験したことがないので、普通の差がわからないのですが…
    出国でも大変だったのですね。改めて海外1人旅は私にはできないなと思ってしまっているところです。また「違う航空会社に移動するたびに、荷物チェックをする」ことには驚きました。これは航空会社間で何かしらのトラブルがあったのか、それともそうすることで防げる事件のようなものがあったからなのでしょうか。

  6. 読んでいて非常に面白いですね。久しぶりに小説を読んでいるようです。こんなドラマが上海であったとは知らなかったです。一人でそんなことが起きていたら私はなかなかテンパっていただろうなと想像するだけでも恐いです。さすが中国…なのかわかりませんが、海外というのはなにが起こるかわかりませんね。本当にお疲れ様です。中山先生の携帯の電源が落ちているという誤算もなかなか面白いなと感じます。

  7. ドイツのように毎年行っている国と違い、ほとんど初めてだと勝手が分からず入国するのにも大変ですね。ただ藤森先生が言われるように、このドキドキ感は一人旅の醍醐味であり、思い出になりますね!とはいっても、中国ではドタバタ感が連続ですね。違う意味で疲れそうです・・・。そんなトラブル続きからの中山先生、そして邨橋先生と落ち合えた瞬間は感動しそうです(笑)

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