上海報告6

私は海外に行くときには、Wi-Fiを借りていきます。最近は、どの国でもネット環境がよくなり、ホテルの中はもちろん、飛行機の中でもできるようになりました。しかし、それが不安定であったり、外に出るとつながらないこともあって、海外用Wi-Fiをレンタルして持っていくことにしています。今回、上海にも借りていくように予約をしておきました。すると、直前になって、中国渡航者に対して注意事項がメールできました。それは、2017年6月に施行されたサイバーセキュリティー法により規制が厳しくなり、さらに今年の4月に入り、より規制が厳しくなって、SNS(LINE,twitter,facebookなど)やグーグルサービス(Gmail,YouTubeなど)などの殆どは規制されていて見る事が出来ないと言うのです。

ということで、中国で海外のサイトを閲覧する場合やSNSサービスを使う場合は、VPNが必須だと言うのです。

しかし、VPNがなんだかわかりません。調べてみると、Virtual Private Network(バーチャル プライベート ネットワーク)のことで、仮想プライベートネットワーク、仮想専用線とも呼ばれています。インターネットとは本来、公衆網で、プライベートネットワークを拡張する技術、およびそのネットワークなのです。それがVPNによって、イントラネットなどのプライベートネットワークが、本来公的なネットワークであるインターネットに跨って、まるで各プライベートネットワーク間が専用線で接続されているかのような、機能的、セキュリティ的、管理上のポリシーの恩恵などが、管理者や利用者に対し実現されるというのです。すなわち、これを使えば、日本やアメリカなど外国のIPアドレスを取得することができます。その結果、中国にあるパソコン(スマホ・タブレット)が外国のパソコン(スマホ・タブレット)として認識されるので、検閲に引っかからないという仕組みです。

そこで、中国に行くときは、VPN機能が付加されたWi-Fiを借りる必要があるのです。

このように、中国ならではのルールがいくつかあります。私が、まず戸惑ったのは、中国への入国、中国からの出国審査の時に必要な書類があるということです。いつもドイツに行くときには、入国の時にはパスポートともしかしたら飛行機の搭乗券を見せます。たまに質問されることがあるので、それにはドキドキします。英語で聞かれ、英語で答えないといけないからです。その内容は、どの都市に行くのか?目的は?何日間滞在するのか?というようなことです。全く聞かれないこともありますが、基本的にはそのようなことです。

中国に入国するときにも、そのようだと思い、並んでやっと審査員の前に行くと、ダメ!と指で拒否されます。なぜだかよくわかりません。そこで、一応どうしてかと食い下がってみると、書類が必要なので、それを書いても持ってくるようにというのです。中国に入国する際は、どうも「外国人入境卡」というカードへの記入が必要なようです。どうもこのカードは、機内で配られるのですが、私の乗った飛行機は、中国東方航空なので、乗客は中国人が多く、出入国カードを配りにきたCAさんが日本人客と気づかず通り過ぎてしまったようです。それは、出入国カードは中国人はいらないからです。

そこで、イミグレーション前のカウンターで受け取って記入します。また、その内容が難儀でした。

上海報告6” への8件のコメント

  1. 『地球の歩き方 上海』という旅行ガイドブックがあります。その本によると、Wi-fiはVPN対応、と書いてあります。どうやら、中国に渡航する際、このことに注意を払わなければLineが使えない,
    Googleも使えない、ようです。流石、中華人民共和国。中国は一つの世界。政治はもとより、経済も通信網も全て自前。そういうことでしょうね。一帯一路政策といい、上海機構といい・・・。中国入国審査、確かにEU入りとは異なる審査基準。私が上海の入国審査で尋ねられたことは、どこのホテルに泊まるか?ということでした。私は咄嗟に、わからない、なぜなら上海の友人が私を待っており、連れてってくれるからだ、と答えました。すると、審査官は、携帯番号を記せ、と命令してきました。私はその命令に素直に従い、無事入国ができました。そして、後でわかったことですが、携帯電話番号が重要、ということでした。まぁ、それはわかるのですが、もし虚偽の報告をしていたら一体どういうことになるのでしょうか。私自身の個人情報をどこまで把握しているのか? 中華人民共和国の歴史を振り返って、ちょっと寒気を覚えました。

  2. 関門につぐ関門といった感じで、日本を離れた経験の乏しい身としては、未知の地を行かれる先生のその姿は開拓者そのものです。先生は思い出話のように書かれていて事実そうなっている部分があるのかもわかりませんが、その瞬間瞬間は困難の連続であったことでしょう。そう思うと、困難に出会った時の態度というもので人の度量が試されているのかもわからず、現象を好転させていくような先生の生き方からこれからも学び続けていきたいと思いました。

  3. 中国に行く前からの準備であったり、行って外に出るまでのいろんなことであったり海外の経験が少ない自分にとって、知らないことばかりで「こんなことまで気を付けなければならないのか…」と思いながら読ませていただきました。
    そして、最後にはカードの記入をしなければいけないのに、そのカードは飛行機の中でもらわなければならなかった。……。と自分ならなると思うのですが、渡航先の国の言葉が分からなければ、海外は大変なことになるのですね。

  4. 中国では厳重な規則があるために、事前の準備、下調べがないと困りそうですね。そこまでするからこそ、保たれている社会情勢というものがあると思いますが、しかし、そのよいに世界を知ることで、日本では。と考えることもできますよね。藤森先生の経験を通して中国のことを知ることができ、貴重なものだと感じています。

  5. Wi-Fiレンタルすれば簡単にネットを使えると思いきや、中国の場合はそんな簡単ではないのですね。VPN機能がついたWi-Fi初めて聞きますが、いつか自分が中国に行った時に役に立つ情報ですね。入国審査は外国に行くときに一番の壁ですね。私もドイツ研修に参加したときはドキドキしたのを覚えています。写真のような入国カードは書いたのを覚えていますが、その内容が難儀というのは・・・どういう事でしょうか?とても気になりますが、なかなか中国は一筋縄ではいかない印象ですね。

  6. Virtual Private Network(バーチャル プライベート ネットワーク)の存在を初めて知りましたし、中国は入国するだけでも大変面倒なのですね。中国に訪れる機会が今までなかったので、衝撃がたくさんありましたし、中国のみならず、初めて訪れる国は私は間違いなくその国の言葉を喋れない、聞き取れないので、事前に調べたりして準備しておく必要性を感じましたし、調べたら中国のように入国手続きが難儀な国があるかもしれませんね。

  7. ブログに書かれているように近年ではインターネットがどこでもできる世の中になり便利になってきたなぁと思っていた矢先にまさか、中国でWi-Fiの問題があるというのは驚きですね。VPNというのは初めて聞きました。確かにウィルスが蔓延している中では危険なことなのでしょうね。こうした入国まで準備を読むと本当に役に立ちます。まずそこまで海外に行ったことがないのでこうした情報というのは行くと決まってからでないとわかりません。国々でも違った審査があるこということを知っておくだけでもいつかの備えになりますね。

  8. 私も北京出張ではじめてVPN設定を知りました。そのためにiPhoneも設定したので、いまだに私のiPhoneの中にはVPNの表示があります。きっと中国に行くことがなければこの設定が表示されることはなかったのでしょうね。世界には様々な国があるということを実感します。私も入国審査はいつもドキドキします。中国でもドイツのようにぶっきら棒な人がいるのかなとドキドキしましたが、その上を行く態度の悪さでした笑。出国の時には私の手荷物をぶん投げられたのを今また思い出しました笑。あまり刷り込みを持ってはいけないと思うのですが、あまりイライラせずに、もう、そういう国なんだと諦めるしかないのかもしれませんね笑。

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