新年を迎えて

 あけまして おめでとうございます。このブログも、意外な人にも読んでもらっているようで、「読ませてもらっていますよ」と声をかけてもらうと、うれしい半面、なんだか責任を感じてしまいます。それは、自分勝手な思いを書いてしまって、「読む人は大変だろうな」と思い、つい「申し訳ありません、読みにくて」と返答してしまいます。しかし、それが自分にとっては無理がなく、続けることができる要因かもしれません。ですから、逆にコメントから、もう一度勉強し直すことが多くあります。特に、最近、過去のブログにコメントをしてもらうことで、「そんなことを書いていたんだ!」と急いで 読み返すことが多くなりました。ただ、ずいぶんと前ですので、なんだか恥ずかしく、ふつうは読み返すことはしないのですが。

 同じように、会員向けに毎月提供しているインターネットラジオがあります。これも、もう100回を超えているのですが、突然とぶっつけ本番で吹き込んでいるところがありますので、なんだか恥ずかしくて、自分ではもう一度後で聞き返すことはありません。昨年末の訪問者に、「会員になって、ラジオを聞いているのですが、子どもの自主的な活動のことを話している回がとても良いので、職員に何度も聴かせているのですよ。」と言われ、「申し訳ありません。私は吹き込んだ後、一度も聞き返したことがないのですよ。」と謝りました。

 ブログにしても、ラジオにしても、そんなことは本当に無責任の気がします。読み返したり、聞き返してみると、随分と間違っているところが多いでしょうし、意味が通じない文脈も多いかもしれません。しかし、一度言ってしまったこと、書いてしまったことが人の目に、耳に触れてしまったら、それを訂正することはできません。それでいながら、それを知ると、赤面してしまい、ずっとそれが気になってしまいます。

 もう一つ、理由があります。私は、自分の考えを論文という形で発表するよりも、講演で話して伝えることに重きを置いています。それは、歌手がライブコンサートをするのと同じ感覚かもしれません。それは、生の観客、聴衆の反応を生で感じることができるからです。私は、ブログやラジオは、自分にとっては講演だと思っています。講演は、後でもう一度聞き直せませんから。また、私の講演は、いろいろな文献を研究して、それらの解説をすることではなく、いろいろなものに興味を持ち、興味を持った書物は自分なりに読み込んで、解釈します。それは、子どもの姿から学ぶときも同様で、その姿を自分なりに受け入れて、自分なりに解釈します。それが講演内容になります。ですから、私の講演には基本的にはレジメがありませんし、あまりパワーポイントは使いません。ライブ感を大切にしたいからです。

 その講演の感覚をブログで書いているのです。ですから、講演中でも、ブログを書いている最中でも、自分自身が面白くなって、独りよがりになってしまっていることがあるかもしれません。しかし、私は、子どもの面白さ、保育の面白さが伝わることが、理論よりも大切だと思っています。

 ブログの中で、誤字脱字が多いかもしれません。また、自分だけで納得して、読みにくいところが多いかもしれません。しかし、少しでも、生きることの面白さ、保育の面白さが伝わるといいと思っています。今年もよろしくお願いします。