学習スタイル

 子どもたちは、環境との相互作用により発達をしていきます。その環境とは、子どもたちの周りにあるすべてのものが影響すると思います。しかし、その周りの環境は、ただ存在していれば影響するかというとそうではなく、子ども自らその環境に何らかの働きかけがなければ影響しないのです。では、環境の中で、どんなものを選択して働きかけているのでしょうか?働きかける動機は、好奇心であったり、興味であったり、冒険心であったりします。したがって選択するその環境は、その時期の子どもの欲求に沿ったもの、すなわちその時期の発達を促すものであるのです。

 では、私は、何を、どのようにして目標と定めたかです。実は、その目標は、仕事を厚くすると言っても、仕事上必要なものを定めたわけではないのです。自分にとって興味があるもの、自分にとって、学習過程が楽しいものなのです。ですから、あらゆる環境、あらゆる時間内にそのことを考えることが楽しいのです。そして、それは、自分にとって得意なもの、自分の長所を生かす目標でもあるのです。また、他から押し付けられてものではなく、自分が定めたものです。また、その目標に沿って、取り組む行動は変化しますので、柔軟性を持っています。

 学習方法は、人それぞれに好みがあるものです。やりにくい方法で学習するよりも、自分の好きな方法で学習する方がいいのは当然です。しかも、そのほうが最も成果が上がります。このことは、研究でもわかっているようで、マサチューセッツ工科大学当時に、デイヴィット・ゴルフは、「学習スタイル調査表」を作成しました。彼によると、最も一般的な学習スタイルは四つに分類されると言います。

その1は、「実経験」からの学習です経験を通じて実際に見たり感じたりすることを通して行われます。このスタイルは、まさに子ども時代の学習スタイルでもあります。2つ目は、「考察」で、自分や他人の経験について考えることです。3番目は、「モデル構築」です。観察を通して事実を説明できる理論を立てることです。そして、「試行錯誤」で、新しい方法で実験してみることです。

 学習は、以上の4つの中から、2つないし3つを組み合わせて行われることが多いと言います。逆に学習スタイルを阻害するスタイルを採用したり、まだ、十分に2番目の発見がされていないのにやりすぎると、逆効果になると言います。そうすると、学習が退屈になったり、無意味に思われて、意欲が失われることになってしまうと警告しています。そんな時には、第2の発見を見直し、自分の理想のビジョンと現実のスタイルや行動を比較し、その結果を見て自分の長所と短所を自覚し、それを踏まえたうえで具体的なリーダーシップ能力を学習目標に設定し、現実的な方法を選定すべきです。このようにして、目標が決まり、そこへ到達する方法を選んだところで、いよいよ次の発見にいきます。

 4番目の発見は、「新しい行動、思考、感情をマスターできるまで試行錯誤と反復練習をすることだと言います。部下たちは、リーダーの要求するレベルに達しないことがあり、ついしかりつけてしまうことがあります。また、部下が自分の考えているやり方から外れることがあり、ついその部下に対して怒鳴ってしまうことがあります。しかし、それは、部下たちに、はっきりとビジョンは伝わっているにもかかわらず、どうやってそこに到達するかがわかっていないためであることが多いのです。順調に進行しているときには、部下に対して共感を発揮できるのですが、ストレスが講じると、他人の話が聞けなくなってしまいます。こんな時に、どうしたらいいのでしょうか。