祭り好き

 園の「夕涼み会」を、地域の「祭」という位置づけとしたときには、さまざまな企画が考えられます。祭りには、大人も子どもも心が沸き立つような要素がたくさん含まれています。それは、世界共通ですし、時代、世代を越えて受け継がれていきます。

 先日、今年の父親保育が行われたのですが、今年の園長代理のお父さんは祭り好きということもあって、「祭」がテーマでした。話し合い(メールでのやり取り)を進める中で順に修正されていきますが、最初のころのメールでは、こんな提案がされました。各クラスの日案が出された時点で、園全体の統一テーマを「祭」にして、各クラスコラボができないかという提案です。

 「コラボ案概要 3,4,5歳児クラス案(後半):出店作り(お面、玉入れ、輪投げ)&お菓子作り。2歳児クラス案(後半):神輿、山車作り、楽器作り、遊び(午後のおやつで駄菓子を希望)上記から、11:15くらいまでに、3,4,5歳児クラス案、2歳児クラス案のお祭り準備。これまでに、0,1歳児が何か製作したら、これも3,4,5歳児部屋にかざる等「せいが親子祭り」みたいな大きなシートも作成したいですね!11:15?11:30でお神輿、山車の2歳児引き回し!(3,4,5歳児やみんなも加わって)11:30?3,4,5歳児のお菓子と、園が作成したおひるごはん(焼きそば、お好み焼きその他)を園全員でいただきますをして、3,4,5歳児の部屋で食べる!(焼きそば、お好み焼きは、ホットプレートを持ち寄って、お父さんも一緒にその場で作って、露店風を演出!)

 しかし、園全体でコラボすることに対して、こんな意見が出ます。「みんなで露天や昼飯、楽しいと思います。例えば同じ露店をやるにしても年齢ごとの差が必要かと思います。昼飯前のスケジュールタイトな時間にみんな混ざってしまうと、その差を、目を配りきれるかと不安が残ります。お昼寝後のお迎えまでの時間で、混ざるのはまぁ自然な感じもしますが。昼飯はお父さんが料理するのは楽しいかと思いますが、当日の設定保育に全力投球(笑)で昼飯の下準備や調理までは手数が回せそうにありません。電気容量などは大丈夫ですか?ブレーカー落ちて昼飯抜き!なんてことに、、、(笑)。焼きそば、お好み焼き、たこ焼き…お父さん達がお店出す案は捨て難く、また別な機会でやってもいいですね。」

 全員はっぴ姿、豆絞りのねじり鉢巻きで臨んだ今年の父親保育も、無事終わり、その後の懇親会では大盛り上がりでした。その中で、園長代理のお父さんの挨拶は、「私は、なにしろお祭り好きなんです!」そんな気持ちが日本人の底に流れているのでしょう。その思いを、年1度の夕涼み会で受け止めます。

 夕涼み会の企画は毎年いろいろなことを職員は考えます。決まっていることは、「夏祭りのように、親子で楽しむもの」「盆踊りが入っていること」「体験、ゲーム、製作、何か食べるもの一品」「造ったものは、その行事の余韻を残すために、後期の装飾、保育などに使うこと」くらいです。私は、自分の園でありながら、ずいぶんといろいろな体験をしました。保育園全体が遊園地のようであったり、お化け屋敷があったり、園庭の舞台の上でカラオケ大会のようなことをしたり、紙芝居を荷台に付けた自転車が、拍子木を打ちながら会場を回り、子どもが集ったら、紙芝居をしたりしました。その中で、いくつか印象に残ったもの、最近の園の夕涼み会を紹介します。