保育園で保育者になるのは「保育士」という資格が必要です。この資格は、養成校を卒業すればとれるのですが、もうひとつは、受験資格がある程度必要ですが、「保育士試験」に合格すれば資格が与えられます。今年の受験の手引き(受験申請書)請求の受け付け、申し込みの発送開始がもうすぐ4月1日から行われます。試験は、筆記試験が8月7日(土)・8日(日)で、試験科目は、「社会福祉」「児童福祉」「発達心理学及び精神保健」「小児保健」「小児栄養」「保育原理」「教育原理及び養護原理」「保育実習理論」の8科目です。試験内容を見ると、保育士に求められているものがどんなものなのかがわかりますが、実際に現場にいると、それって、必要かな?と思ってしまうものも多くあります。それは、実際に現場で働いていいる保育士さんに、この問題をやらせてみたらわかると思いますが、ほとんど落ちるでしょうね。というと悪いのですが、少なくとも、私は確実に落ちるでしょう。基礎的知識は必要だと思うのですが、それは、日々の中で実感していき、深まっていくものでなければならないはずです。私だったら、今学力として求められているような「コミュニケーション力」とか「問題解決能力」とか「柔軟性」とか「チームワーク力」などを試したいですね。しかし、実際に私の園の採用テストは、「早い順」です。
また、実技試験が10月10日(日)に予定されていまが、この実技の内容も、時代によって変わってきています。それは、子どもに対して必要な実技が変わってきているからでしょう。かつては、保育者というと、すぐに「ピアノが弾ける」と同じイメージですが、現場では、ギターが弾ける方が様々な場所で子どもたちが歌うことができ、また、先生も入って円形になって座って、歌を歌おうとすればギターのほうがいいような気がします。また、音楽だけでなく、保育には様々な経験を子どもにさせますので、何か得意なものがある保育者集団のほうがいいような気がします。
そんなわけで、今は、音楽・絵画制作・言語から2分野を選択することになっています。「音楽」では、課題曲が2曲事前に出され、その両方を幼児に歌って聴かせることを想定して、弾き歌いすることになっています。しかし、楽譜は持込んでもいいことになっていますし、ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏してもいいことになっています。「絵画制作」では、「保育所(園)での子どもたちと保育士との活動の一場面を表現する」のですが、表現に関する条件は試験の当日に提示します。その課題に沿って、鉛筆またはシャープペンシル(HB~2B)、色鉛筆(12~24色)、消しゴムを使って45分で描きます。「言語」では、各自あらかじめ用意した童話等を、自分の前にいる20人程度の3歳児クラスの幼児に集中して話を聞かせる時間という想定のもとに3分以内にまとめて口演することになっています。題材は、自作・他作を問わず、童話・神話・民話・伝説・昔話等自由です。
ギターでも受けられるようになったので少しはいいのですが、何となく男性には不利のような気がします。私だったら、「子どもたちに理念を伝えながら、笑い転げるような映画10分ものを作りなさい」という問題だったら、もっと、保育が楽しくなるのにと思ってしまいます。私の園で、男性保育者が中心になって笑い転げるような映画を作って、それがうわさで話題になっています。
私の知り合いで、藤森先生の園は、数多い志望者の中から選抜された職員を、園長先生が園内研修でビシビシ鍛えていると本気で思っている方がいます(笑)。「藤森先生は、園では見守る園長先生ですよ」と言っても、「それなら藤森先生は職員の方に魔法でもかけてるのか」と一向に信じてもらえません(笑)。それはともかく、保育士試験を藤森先生が受けたら不合格?というのはおもしろいですね。参考までに過去の試験問題を見てみたら、知っといて損はないけど、現場ではあまり役に立ちそうもないなというのが感想です。それに、消去法やヤマカンで解けそうなものも多いですね。どの世界でも、職場での実体験で能力を深める努力が必要です。
採用試験や面接などを行うことは、ある種のフィルターを通すわけで、そのフィルターがどんなものであるかが先々いろんな形となって現れてきます。ずいぶん勉強させてもらいました。先着順の採用は、人に対しての思いや目指す集団への思いなど、理念に関わってくる部分が大きいように思います。このことについてあらためて別の日のブログに登場することを期待してしまいます。
男性保育者の映画の噂は聞いていますが、実際にみることはかなっていません。島根でも上映されるんでしょうか。それも楽しみにしておきます。
先日の長崎研修にて『新宿せいがTHE MOVIE』を拝見させて頂きました。山○プロデューサー略して山Pには若干ジェラシーを抱いておりますので、次回お会いするまでに自分も何かMOVIEを作成しておきたいと思います。そのときお時間があればご覧頂きたいと思います。
(すみませんブログの内容にあまり触れずに、、、)
試験はもういいかな、と思い、保育士試験を受けることを止めました。資格をもっていれば何かと重宝であることは百も承知の助なのですが、保育士資格試験問題集をちら見して、あ~こりゃあ、受からない、と悟ったのでした。かつて養成校で行われた実習受入園の集まりで「保育士になろうとする人は算数理科社会そして国語についてしっかりと学ぶべきで、そうした講座を学校は設け、かつ資格試験においてはそれらに対する習熟を確かめるべき」という見解を申し述べたことがありました。小学校の先取りとしての国語算数理科社会ではなく、それらの基礎になる考え方、あるいは子どもたちを取り巻く環境構成、すなわち仕掛け、を作る上でのノウハウを学生たちに教えてほしいと伝えたことがありました。ないものねだりですかね。
学校で学んだ内容と実際の子どもの姿というのは、合ってない部分が多くあると感じます。そして、ブログにも書かれていますが、「コミュニケーション能力」「問題解決能力」などの力が実際に保育の現場でも、とても必要だと思います。子どもと関わる仕事とは言っても、保護者との関係も大切です。そうなるとコミュニケーションや問題解決などの能力が一番必要になってきます。