プレゼント

今年の子どもたちは、サンタさんに何をお願いするのでしょうか。また、その願いをどうやってサンタクロースに伝えるのでしょう。もちろん、普通は寝床の枕もとに、願いの紙を入れた大きな靴下を置いておくか、クリスマスツリーにその靴下を下げておけばいいのですが、最近は、こんな伝え方が出来ます。「おねがい!サンタサイト」というニセモノの「専用ブラウザ」があり、その「WEBサイト(サン夕さん運営)」を開きます。そこに、子どもに書き込んでもらうのです。これは、本当にはネットにはつながらないで、実行ファイルと同じフォルダに入力履歴が記録されますので、あとで読むことができます。しかも、この履歴は、毎年蓄積されますので、何年か経って見返すことができ、何歳の時には何を贈ったかを思い出すこともできます。このようなサイトが無料でダウンロードできるのですが、最近ほかにも似たようなものがあるようです。
子どもたちがどんなものを欲しがるかということを時代によって追っていくと、かなりその時代がわかります。もちろん最近はゲームでしょうが、私は全くゲームはやったこともないですし、私の子どもたちも小さい頃でもあまりやっていなかったのでよくわかりません。たとえば、昨日発表のランキングで、「今回は『トモダチコレクション』をはじめとした定番タイトルが3位までを占めている。一方新作は『太鼓の達人Wii ドドーンと2代目!』が4位にランクイン。販売本数は2.9万本と、前作(初週11.5万本)には届かないものの、息の長いシリーズだけに年末商戦に期待がかかる。また5位の『レフト 4 デッド 2』は2.8万本を販売し、すでに『レフト 4 デッド』(累計3.0万本)の累計本数を突破する勢いだ。」という記事など、ちんぷんかんぷんです。プレステとかDSとかでさえよくわかりません。ましてや、そのソフト名などはなおさらです。こんなにたくさんあって、今の子たちは、大人になって、共通して思い出すおもちゃがあるのでしょうか。
昭和30年代初めだけ見ても、日本中の子どもたちが熱狂するおもちゃが発売されています。私の子どもの頃、どこかの年齢で買ってもらったことのある「ラジコンカー(ラジオコントロールカー)」は、すでに1955年に発売されています。受信機を内蔵したバスと、箱形の送信機がセットになっており、送信機から発する無線電波でバスを操縦するものです。バスの動作としては、直進、右折、左折、停止で、後退はできませんでした。この送信機は、のちの鉄人28号を正太郎が操作をするために持っているようなものです。ただ、当時の価格は、高卒の初任給位していたので、子どものプレゼントには、まだ使われなかったでしょう。やはり、この年に発売して、私たちが夢中になったものが「チェーリング」です。これは、いまだに園でも使っています。色、形とも今と変わりません。当時1個1円で、腕輪や首飾りを作っていました。
やはりこの年には、スクーター遊びが大流行しました。大人が乗るエンジン付きではなく、細長い板に二つのタイヤとハンドルがついた完全人力のスクーターです。「ペダル型」と「足蹴り型」がありましたが、この足蹴り型は、今でもキックボードといって5000円前後で買うことができ、クリスマスプレゼントの候補になっているようです。1956年になると、日本中の子どもの間で流行した「ホッピング」が発売されます。これは、あまりかの美容器具から考案されたもので、翌年には、飛びすぎによる人体への有害説が流れたほどです。
今でも遊ばれているもの、一時の流行だけで終わったものはあるものの、その世代での共通の話題にはなりますね。