台風が近づいています。大型ですので、被害が心配ですので、進路が気になるところです。私の子どもの頃は、進路はラジオで知りました。ただ、ラジオですと、その位置は北緯何度東経何度という言い方ですので、正確な位置は分かりにくく、どうも東京に来そうだという程度の知識でした。それでも、窓ガラスが瓦が飛んできて割れないように雨戸を閉めるとか、板を×に打ち付けるとか、よく停電になるので、ローソクを家族で囲んでラジオに聞きいったものでした。
日本で最初の天気予報は、明治17年6月1日に、気象庁の前身である東京気象台から発表されたものです。その頃の予報は、1日に3回日本全国の天気を発表し、東京市内の交番に掲示されました。その発表に文言は、日本全国をたった一文で表わし、第1号は、「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」でした。
私の子どものころに聞いていたラジオ放送による天気予報は、すでに大正14年3月22日にラジオ放送の開始とともに開始されています。しかし、天気予報は、戦時中においては、国家秘密だということで、第二次世界大戦の開戦中(昭和16年12月8日)には中断されていました。しかし、予報は隠しても自然界のことなので、他の国でも分かってしまうと思うのですが、秘密にするというのは、いかにもそのころの日本軍が考えそうなことですね。そんなわけで、ラジオの天気予報が再開されたのは、終戦の8月15日から一週間後の昭和20年8月22日でした。それが、テレビの普及に従って、台風の進路は、視覚的に知ることができました。その時期は、ラジオと同じように、テレビ放送開始日の昭和28年2月1日にテレビ放映による天気予報も開始されたのです。
今年の6月1日、「♪ボクの名前はヤン坊」の歌でおなじみの「ヤン坊マー坊天気予報」が、放送開始50周年を迎えました。この6月1日は、気象記念日です。私が小学生になり、テレビをよく見るようになって、もしかしたら、一番見ていた番組かもしれません。それは、毎日流されていたということもあるでしょうが、お馴染みのテーマソング「ヤン坊・マー坊の唄」が耳に着いてしまい、つい口ずさんでしまいます。ちなみに、作曲は「365歩のマーチ」などで知られる作曲家・米山正夫さんで、作詞は放送開始当時の同社宣伝部長が手がけています。また、その歌に合わせてヤンマーのキャラクター「ヤン坊」と「マー坊」のアニメーションが流れることも子どもには楽しみだったのかもしれません。もうひとつ、よく見ていていたのは、この天気予報の放送時間帯が、子ども番組が多かった夕方の時間帯によく流れていたからです。現在までで通算207話が放送されているそうで、ずいぶんと長いですね。
昭和30年代は、日本が急激に豊かになっていった時代です。各家庭では、明るい電灯がともされた居間で家族そろってテレビを見る、新築の団地に入居する、マイカーを手にいれる、そんなものがそろうことが幸せにつながっていった時代でした。「ヤン坊…」が放送開始された昭和34年は、皇太子御成婚があり、翌年には、池田内閣が「所得倍増計画」を発表し、昭和39年には、成長のピークを迎える東京オリンピックが開催されています。
再度の東京オリンピック開催は見送られましたが、あの頃と違って、日本は、ただ成長を求め、ものの豊かさを求めるのではなく、もう少し、心の豊かさを求めるような成熟した社会を目指すべきかもしれません。
昨夜は激しく風が吹いていましたが、今はずいぶん収まってきました。台風は今も強い勢力のまま北上中とのことで、各地の被害が心配です。自然の怖さをあらためて感じています。昨日からいろんな気象情報を見ていますが、ずいぶん多くのことがリアルタイムでわかるようになっていることに少し驚いています。わかったからといって台風を止めることなどはできませんが、備えはできます。こんなときの情報は、いつも以上にありがたく感じます。
北アルプス山行の折には必ずお邪魔する我が南岳小屋の小屋番のS氏が、暇にまかせてブログ上で昨日から台風18号の進路予想をやってまして、ズバリ!『台風は、秋雨前線にブロックされて本州の沿岸部を掠めて北上する』と大胆予想していましたが、ものの見事に外れて、現在、台風は長野県を通過しているようです(笑)。大丈夫か!南岳小屋。ここ四国は、雨も上がり日も差してきました。学校が休校になると楽しみにしていた小学生も登校したようです。大きな被害の出ないことを祈っています。
本当に台風が心配です。個人的に雷より台風の方が恐いです。風で窓ガラスが割れてしまったら、どうしよう!?と毎回思います。確実に雷の方が危険なんですが…。
「ヤン坊マー坊天気予報」は私も物心がつく頃には見ていたと思います。あのテーマ曲を聴くと、いつも懐かしい気持ちになります。そんな天気予報が昔のラジオでは北緯何度東経何度で言われると…理解しにくいですね。ただそれよりも日本全国の天気を一文で表していますが、当時はとても考えた一文かもしれません。しかし個人的に感じたのは大雑把すぎて笑ってしまいました。それが今では台風の予想進路や一週間先の天気までも分かるようになりました。これから運動会や芋ほりなどの行事がありますが、雨天時の為に備える事も出来てとても助かります。
台風一過の空は快晴。とても気持ちがいい秋空です。しかし台風はやはりあなどれません!雨の降り方、風の吹き方によっては考えもつかないような事態を将来します。やはり自然はおそろしい。さて、天気予報はほぼ毎日見聞きします。メディアから得る情報の中で「天気予報」が一番多いかもしれません。「天気予報」はよく当たるとかはずれると言われてきましたが近年は気象衛星のおかげでしょうか結構当たるな、という感想を持っています。もっとも「わかったからといって台風を止めることなどはできませんが」とのあいやまさんのコメントはその通りで、備えこそが肝心!これからどんな気象が私たちの生活に迫り来るか?想像力をたくましくして「備え」なければなりません。