シニア

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 先日、ある場所に入るために入場券を購入しようとしたら、なんと私は「シニア割引」が適応できることを知って、ちょっと複雑でした。他人事と思っていた「シニア割引」の対象になると、つくづくシニアであることを実感します。しかし、シニアとは何歳のことをいうのでしょうか?
もともとは、ラテン語の「Senex(「年をとった」の意味)」が語源だそうですが、英語ではいろいろな意味でつかわれます。「年長者、年上、先輩」という意味のほか、「ジュニア」に対する「シニア」というように年長のほうを呼ぶ使い方もします。日本の高校のことをシニアハイスクールというのがそれです。このようにseniorは、本来、高い地位や年長という意味だけで特定の年齢層は意味しないようです。したがって、しばしば耳にする高齢者(シルバー)や老齢層(オールド)とは違った概念のようで、あまりショックになることはないようで、「シニア割引」は、地位の高い人への割引だと思えばいいというものでもないようです。
というのは、アメリカで「senior citizen」というと、おおむね65歳前後以上の年齢層を指し、そのあたりの年齢層に対する割引制度が「シニア割引」だからです。あと、日本では慣用として、サラリーマンでいえば定年で第一線を退いた人々、個人営業者でいえば権限や仕事の多くを次代に譲った人々、主婦でいえば子育てを終わった人々などをさす場合が多いようです。
先日の敬老の日の総務省による発表によると、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合は22.7%で、過去最高となりました。また、女性高齢者は女性人口の25.4%で4人に1人、男性高齢者は男性人口の19.9%で5人に1人が高齢者となったそうです。このような高齢者の増加により、一定の年齢以上で割引になる制度である「シニア割引」をよく見かけるようになりました。私にも徐々に適応される個所が増えてきました。
たとえば、JR東日本では、「大人の休日倶楽部ミドル」では、男性満50歳以上64歳まで、女性満50歳以上59歳までの人の申込みができます。この特権として、JR東日本線・JR北海道線エリア内では、何回でも5%割引が受けられます。また、JR全線対象に、男性満65歳以上、女性満60歳以上の人用(夫婦の場合、どちらかが満65歳以上なら、二人そろって申込みができます)に「大人の休日倶楽部ジパング」という特権制度があります。この会員は、個人会員は3,670円、夫婦会員は6,120円の会費を払えば、20回まで・20%または30%、4回目より30%の割引が受けられます。
また、航空会社にも、JALではシルバー割引が65歳以上で、ANAではシニア65割引が65歳以上で、スカイネットアジア航空ではシニア割引が55歳以上で、AIR DOではDOシニア60が60歳以上で受けられます。アート引越センターでも「シニアパック」が用意されています。これは、60歳以上の人が、不用品の整理や、部屋の模様替えやインテリアの相談などのアドバイスが受けられます。このCMには、私のようなその世代にはとても懐かしい「悲しき雨音」Rhythm of The Rainが流れます。この歌は、サンディエゴで結成された男性5人のボーカルグループ、カスケーズのミリオンセラーで、中学生のころに英語の歌詞を覚えたものです。
以上のものは、私はまだ使っていませんが、よくつかう制度に映画館でも「夫婦50割引」があります。これは、夫婦のどちらかが50歳以上の場合に二人で2,000円になる割引制度です。他にも60歳以上ですと、一律1,000円の「シニア割引」があります。
これらの制度があるために、保険証か免許の携帯が欠かせなくなりました。