テレビ

「ヨミダス歴史館」という法人(教育機関、公共図書館、官庁、一般企業など)向けのサービスがあります。この利用は月額固定料金ですが、明治7(1874)年の創刊号から最新号まで1000万件以上の記事が検索・閲覧できる、日本で初めてのオンラインデータベースです。読売新聞東京本社が今年の2月に、明治・大正・昭和の新聞紙面をネットで検索できるオンラインデータベース「ヨミダス歴史館」のサービスを開始したと発表しました。今までもCD-ROMやDVDによる紙面データベース「明治・大正・昭和の読売新聞」では、検索ができました。また、1986年(昭和61年)以降の記事は、テキストデータベース「ヨミダス文書館」が販売されています。今回、2つのデータベースを統合したものです。
NHKにもNHKアーカイブスというものがあります。2003年2月1日にNHKのテレビ放送開始50周年記念事業として、埼玉県川口市の複合施設「SKIPシティ」内に開設された施設で、NHKが保有している映像・音源などについて、その時代を映し出した様々な記録を後世の代まで広く伝えていこうということで開設されました。NHKのテレビ・ラジオ番組等の膨大な量の映像・音声素材を収蔵しており、また全国のNHK各局と専用回線で結ばれ、素材を伝送することにより番組制作へ活用できるようになっています。また、NHKの映像ライブラリーは全国各地の放送局など52箇所でも「NHK番組公開ライブラリー」としてオンラインで視聴することができます。
民間初のテレビ局である日本テレビが開局したのは、56年前の8月28日です。開局した日のことは以前のブログで書きましたが、最初の番組は、当時の吉田首相などが出席して行われた開所式の実況放送です。読売新聞の「ヨミダス歴史館」には、開所式の慌ただしい準備の様子を伝えている新聞記事が紹介されています。「スタジオ内庭では雨中八百坪のテントを張って開局式場の支度に夜を徹し、式場にはテレビカメラ二台、受像機十台のすえつけも完了した」
また、正力松太郎社長が「明るくたのしいプログラムを提供致しますが、何分受像機が高価なためいますぐ多数の家庭にそなえることは困難であるのでまず大型の受像機を街頭の各所に進出させてテレビを大衆の中にとけこませ、しだいに各家庭に普及させていきたいと思う」と発言しています。この言葉の通り、確かに当時のテレビはとても高価で、なかなか一般の家庭では購入することが困難でした。当時、国家公務員の初任給(大卒程度)が9000円程度でしたが、国内メーカーであるシャープがいち早く開発・発売していましたが、価格は、14インチで17万5000円ですから、ずいぶんと高いですね。ですから、社長のあいさつの中では、すぐに一般の家庭に普及するという抱負ではなく、「街頭テレビ」によってアピールしていくと言っています。
その通りに、翌年には東京都内その他で144台の街頭テレビを公開したそうです。その街頭テレビの前に多くの人が集まって熱中した番組は、力道山がシャープ兄弟を空手チョップでなぎ倒していた姿でした。そのほかにもプロ野球、プロボクシング、 大相撲など、 特に話題のスポーツ中継がある日には、 都心で都電が止まり、窓ガラスが割れ、 百貨店の床が抜けるほどの大混乱を引き起こしたほどです。
昨日から、その日本テレビでは24時間テレビが放送されていますし、選挙速報では大いにテレビがその機能を発揮しています。ずいぶんと進んできたものですね。

テレビ” への4件のコメント

  1. 総選挙の結果は民主党の圧勝に終わりました。しかしこれほどの大差がつくとは…。「政権交代」を煽ったマスコミのアシストも大きかったと思う。特に、テレビは、視聴率をとるために、各党のマニフェストをきちんと検証したりすることよりも、興味を引く映像(麻生首相の失言とか)を流すことに終始した。4年前の小泉劇場もそうだったし…。もう少し、テレビと距離を置いた生活もいいのではないかと思っています。つまり、たまにはテレビをつけない生活を体験してみる。どうしても見たいものだけを観る。NHKオンデマンドといって、大河ドラマやNHKスペシャルなど、以前放送されて見逃したものを有料で見せてくれるサービスがあります。くだらない番組を時間つぶしで観るよりも、こっちの方がずっと価値的だと思うようになりました。

  2. デジタル放送に向けてテレビを買うかどうかを考え始めたついでに、テレビの必要性についても考えてみました。例えば昨日の選挙速報、先日の世界陸上のボルトの世界新記録など。こうしたものを観ることができるテレビは重要な存在だと思います。プロフェッショナルのようにしっかりと取材されたものもいいですね。ただヤラセ問題とか回転率を上げるために質が低下していることなどは、インターネットの進歩を考えたとき、テレビの不安要素だと思っています。時間と労力をかけて良い番組を作ったら、それを何度でも観ることができるような仕組みがもっと取り入れられれば、テレビの価値は上がっていくだろうにと個人的には思っています。

  3. 今、テレビは、各家庭に必ず置いてあると言っても過言ではありません。それだけ当たり前の時代になり、私もその時代で育ってきました。それが今はブラウン管から液晶テレビにシフトしていきますが、これから生まれてくる子どもや、小さい子は液晶テレビ、そしてアナログ放送から地上デジタル放送が当たり前の時代になるのですね。なんだか、深く考えてしまいました。

  4. テレビ時代の申し子の私ですが、子どもの頃ほどテレビは観なくなりました。それでもテレビで観る番組が決まっていますからテレビを離れたわけでもありません。息子はほぼ夕方6時から8時頃までテレビを観ていますが、その後はテレビを消して別なことをやっています。私が息子と同じ年齢の頃は白黒テレビでしたが眠くなるまでテレビを観ていてひどい時は布団に入りながらもテレビを観ていました。しかしその後ラジオに関心は移りました。そして一時期テレビもラジオもあまり利用しなくなりその後パソコンでインターネット三昧です。メディア媒体の一つテレビ。高度経済成長時代の象徴。ところで「選挙速報」はNHKで観ていました。同じのようなことを何度も何度も放映しますが飽きずに見入っていました。何だか不思議です。

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