今月の1日、第91回全国高校野球選手権大会の49代表が全部出そろいました。8日から、夏の代表的なイベント高校野球が開幕します。各地域では、どこが代表高になるかで悲喜こもごもだったことでしょう。先日訪れた香川では、藤井学園寒川が古豪・高松商を破り、1974年の創立(創部)以来初の甲子園出場を決めたということを聞きました。この寒川野球部のOBにココリコの遠藤がいることが話題になっていましたが、彼は、高校へ進学するときに複数の名門校からスカウトされたそうです。しかし、彼の地元の大阪は甲子園での道はかなり激戦区でしたので、香川の同校に進学したそうです。しかし、結局は度時期に尽誠学園に在籍していた今巨人軍の谷の活躍で阻まれ、甲子園出場の夢は果たせなかったのです。
甲子園への道はなかなか険しく、甲子園出場は高校球児の夢です。そのための練習はとても大変です。特に夏の大会に向けての練習は暑さの中ずいぶんときついことでしょう。先日、遠藤がその思い出を語っていたことを聞きました。その話の中で、なんといってもきつかったのは、のどが渇いても「水を飲んではダメ!」というもので、草むらに隠した水を浸した手拭いを、球を拾うふりをして吸っていたと言っていたそうです。
今の常識では、水分は、随時補給が基本になっています。摂取量は、野球、サッカー、バスケットの場合、練習前は250~500ml、練習中は500~1000ミリリットルが目安です。今日の読売新聞に熱中症のことが特集されています。熱中症とは、体の中と外の「あつさ」によって引き起こされる、様々な体の不調であり、専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」されています。熱中症という漢字は、「熱に中る」という意味をもっているそうです。
先日の大雪山系トムラウシ山でツアー客ら8人が凍死した遭難事故にしても、どうもガイドの状況判断の読み違いが原因のようですが、この熱中症による死亡事故も、依然として無くならない状況のようです。紫外線が体にはよくないと言われながらも太陽のもとで行う運動会に相変わらず愛着があるように、何が体に良くないかをいうとことよりは、根性論で運動をさせようとする人が多いのでしょうか。熱中症は「無知と無理から生まれる」いわれています。汗をかくということは、体の中から水分を外へ出してしまうということですので、出してしまったら、補わないと体の調子は悪くなるということは当然なことです。ただ、水だけをとっても、吸収のスピードがあまり良くないはため、脱水からの回復があまり早くありませんので、塩分を捕ることで吸収スピードが早くなり、回復が早くなるのです。水分を補給するときには、一緒に塩分を摂ることが大切です。これが、スポーツドリンクです。そして、このスポーツドリンクには糖分も含まれています。糖分を一緒にとることによって、運動時のエネルギー補給という意味もあります。
水分を摂ることは、運動時だけでなく、「習慣」することによって暑さによるストレスに強くなるなどの効果があります。日常時の水分補給の目安としては、就寝と起床時、入浴の前中後、食事に付け加えるなどして150~200ml程度(約コップ一杯)飲むことが必要だと言われています。そして、個人の好きなときに飲むことができるようにする方法(自由飲水)では、旧態の「運動中、水は飲むな」とあまりかわりのない状況になる可能性が強く、定期的にとらせるほうが、体温上昇の抑制効果があったという研究報告があります。
上手に水を摂るようにしたほうがいいようですね。

” への4件のコメント

  1. うん?ココリコの遠藤君の話、どっかで聞いたような(笑)。当地のNHKのローカルでしゃべってました。彼は母校の甲子園出場が決まった知らせを聞いて、「寄付は慰謝料と相談して決めます」と語ったそうです(笑)。それはともかく、アウトドアの世界で、「ハイドレーションシステム」といって袋水筒からチューブでいつでも水を吸って補給できるグッズが今、注目です。「トレイルラン」(マラソン登山)やサイクリングの選手が口にチューブをくわえている、あれです。水分補給のための時間節約にはなりますね。いつか、南岳で会った新潟大学の先生は病院で不用になった点滴のチューブをもらって代用していると言っていましたっけ。これはグッドアイデアです。

  2. 水は許可がないと飲めない部活動の体験は自分にもあります。今でもそのときのきつさを思い出すことがあります。水を飲みたいと思うのは甘えだとさえ言われたように記憶しています。まさに根性論でした。夏は気をつけるべきことがたくさんあるので、体の仕組みを正しく知っておかなければいけませんね。ようやく梅雨明けし暑い夏を迎えるにあたって、水分補給の大切さを考えるいいきっかけをいただきました。

  3. 血液ドロドロ状態を解消しようとブリタの水をよく飲みます。氷を入れて飲むとこの時期は体全体に水が染み渡る、そんな感じさえします。しかし「上手に水を摂るようにしたほうがいいようですね」と今回のブログの末文にもあるようにただ飲んでいればいいというものでもなそうです。「目安としては、就寝と起床時、入浴の前中後、食事に付け加えるなどして150~200ml程度(約コップ一杯)飲むこと」。了解。まぁ、のどが渇いたら飲む、でもいいでしょうか。「熱中症」は怖いですね。屋内にいても熱中症になる、と言われます。気をつけたいものです。高校野球といえば、私の母校もかつて甲子園に出場しました。残念ながら卒業後十数年経ってのことでした。そして残念ながら1回戦で敗退しました。

  4.  私も中学、高校、大学とずっと部活に明け暮れていました。さすがに、水は飲んではダメという命令はありませんでしたが、昔はそういう事が普通に行われていたと思うと「ゾッ」とします。高校の部活の顧問の先生は、熱中症を予防するために麦茶に塩を入れて、部員達に飲ませていました。さすがに塩味の麦茶は美味しくなかったです(笑)根性論で選手を強化しようとしても、返って効率が悪く、成果も上がりませんし、体調にも良くないです。運動をするにしても、仕事をするにしても、この時期は水分をしっかり摂る事が、とても大切な事ですね。

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