ドイツに行くと、よく聞く言葉は、もちろん「こんにちは」(Guten tagグーテン ターク)と思いきや、実はミュンヘンでは「Grüss Gott(グリュース ゴット)」と言います。その次によく使う言葉は、「Prost!」プロース(トゥ)!です。これは、大きな(1リットル)ビアジョッキをカツーンとぶつけあって、太ったドイツのおじいさんやおばあさんが楽しそうに言う言葉です。私たちは、毎昼夜に背の高いビアグラス(500ミリリットル)の厚い底をぶつけあっていう言葉です。「乾杯!」という掛け声です。
こんな光景が忘れられず、また、その楽しさを職員と共有しようと、先週の夜、ドイツパーティーをしました。お土産のドイツビールと、ミュンヘンの名物白ソーセージ(その誕生秘話は昨年のブログで書きました)ほかさまざまなソーセージ、職員が白ワインとキャベツで作ったザウアークラウト(ザワークラフト)と、お土産で持ってきてもらったプリッテェルです。
最近、テレビのCMで、この「Prost!」という言葉を聞きます。それは、5月26日(火)にアサヒビール株式会社から全国で発売されたビール新商品「アサヒ ザ・マスター」のCMです。最近、ビール・発泡酒・新ジャンルの3種類が発売され、それぞれをそれぞれの場面で飲み分けているそうですが、その中で、アサヒビールの調査によると、ビールを選択する理由としては、くつろぎ・報酬といった「ビールならではの価値」への期待と、味・嗜好については「コク・味わい深さ」への期待だそうです。そして、「多種多様なビールのコンセプトの中で、どのコンセプトが魅力であるか」という調査を実施したところ、新ジャンルや発泡酒にはない「ビールならではの価値」である“ビールの本場、ドイツ伝統の味わい”というコンセプトが、お客様からの期待が最も高かったそうです。
確かにドイツに行くと、ドイツビールのとりこになります。「アサヒ ザ・マスター」は、ずいぶんとこだわったようです。「ビール純粋令」に定められた原材料である麦芽・ホップ・水のみを使用し、原材料にもドイツ産ホップとドイツ産麦芽を使用、ドイツ伝統の醸造法である「インフュージョン法」「コッホエンデガーベ法」を採用しています。また、ドイツのビール醸造学の中で最も権威の高い大学の一つである「ミュンヘン工科大学」から醸造学の“マスター”の称号を与えられた醸造家が監修しているということで、名前にも「マスター」が付いています。
ビール純粋令というのは、どんくらいドイツ産を使っているかという決まりで、ドイツ産ホップの使用比率は50%以上、ドイツ産麦芽の使用比率は25%以上でなければなりません。また、インフュージョン法とは、徐々に温度を上げて麦汁を製造する方法で、麦芽の旨みを引き出し、より豊かな味わいを実現できる工法で、コッホエンデガーベ法とは、煮沸工程の後半から終了にかけてホップを添加する方法で、薫り高いホップ香を付与する目的で使用されます。
さすが、ドイツ全国に1,274のビール醸造所があり(2005年現在)、各醸造所がなんと約5,000種類ものビールを製造している国ですね。訪れたミュンヘンがあるバイエルン州は、ビール醸造所のうち、約半数を占めるようです。ただ、ドイツのあちこちで見かけるちょっとおなかの大きい、体格のいい人を見ると、飲みすぎには気をつけようと思います。
今日も暑い日でした。こんな日は、仕事を終えた後の一杯がたまりません。無類のビール好きの私は、新発売のビールはひと通り飲まないと気が済まないので、当然「アサヒ・ザ・マスター」も賞味しております。ほんと、うまかったぁー。家計が苦しい(?)という理由で、家内から普段は発泡酒以外禁止令が出ておりますので、こんな贅沢は週末だけのお楽しみになっています。ビールの低価格競争もそろそろ先が見えてきたんですかね。消費者の嗜好が「ビールもどき」ではない本物の味わいに回帰し始めたのかも。景気が少し明るくなった兆しならいいですね。今日は、特別に家内にお願いして、「アサヒ・ザ・マスター」で、「Prost!」といきますか。
職員さんとのドイツパーティーは本当に楽しそうですね。仕掛けをつくって、そこに周りの人が主体的に関わっている感じです。大人もそうした場が大切ですね。
それにしてもドイツのビール、厳しい決まりで伝統は受け継がれているんですね。いろんなものが変化していく中で守り続けることの大変さを考えると、ドイツのビール文化はすごいです。次にドイツに行く機会があれば、もっとドイツのビールを味わってみようと思います。
早速、私も買って飲んでみました。確かに日本のビールと違って炭酸が抑えられていて、飲みやすいと思います。やはり本場のドイツ、ミュンヘンの白ビール、白ウィンナーとザワークラフトを飲んで食べてみたいです。そんなアサヒが発売した「ザ・マスター」は開発の為にそこまで、こだわって作り上げたのですね。しかもドイツには5000種ものビールを製造しているとは、驚きました。そして醸造学のマスターの称号もあるとは、ドイツがビールにかける思いというのは、相当のものだと感じます。また、お腹の大きい、体格のいい人をよく見かけるというのも、ドイツ人がビールが大好きな証ですね。
Grüss Gott, Herr.Fujimori! と今回はミュンヘン式挨拶で始めてみました。ビアガーデンにいかなくても「ドイツパーティー」の夕べ。夕闇忍び寄る中「Prost!」。ミュンヘンの名物白ソーセージ、ザウアークラウト、プリッテェル、そして「黒ビール」!職員のみなさん、さぞかしドイツを堪能したことでしょう。アサヒのビールは相変わらず「ドライ」を愛飲しており「アサヒ ザ・マスター」は賞味、というところまで飲み込んでいません。さぞかし美味しいでしょう。しかし、値段が少し気にかかる・・・。ドイツで作られるBierはその種類がなんと「約5000種」!とは驚きです。集めたくなりました。コレクター癖が頭をもたげます。