人は、人生の中で、自分の生き方に影響する人と幾度か出会います。勿論、最初に出会う人は親でしょう。親は、一生子どもに影響していきます。ですから、子どもを育てながら自らも成長していく必要があります。時として、それは反面教師になることもあるでしょうし、全く子どもを顧みない親のこともあるでしょうが、それも子どもには影響していくのです。しかし、この出会いは、自主的ではありません。良くも悪くも、運命ともいえる、定めであるのです。
 その次に影響するのは、学校の先生かもしれません。それは、「師」と呼ばれるものです。師とは、「わが師の恩」といわれるように、学問や芸能などを教える人のことを指します。しかし、正確に言うと、学校の先生は違うかもしれません。それは、やはり師と仰ぐ人としては、教わるほうに主体がなければならないからです。本来は、何を誰から学ぶかは、自分で決めなければならないのです。そうであるからこそ、人生に影響を与えることになるのです。
 歴史的に名を残す人の多くは、人生に影響を及ぼす「師」と出会っています。それは、運命的な出会いの場合もありますし、自ら選んで訪ねる場合もあります。上杉謙信も、直江兼続も、「師」と出会っています。「師」には、僧侶や神父など宗教上の指導者という意味もあります。「師」という字の偏の「

” への4件のコメント

  1. 「教わるほうに主体がなければならない」というのは、本当にそう思います。親を含め、いろんな人から影響を受け、多くのことを学んでいると思いますが、受身のときよりも自分から学ぼうと向き合ったときの方が得られるものは大きいと実感しています。自分の人生に影響するほどの師と出会えることは、本当に有難いことだと思っています。だからこそ、その師から何を学ぼうとしているのかを間違えないようにしなければいけないとも思っています。主体的な学びの姿勢は、自分自身の大きな課題です。

  2. 仏教において、人間が生きていく上での基本的な人間関係を簡潔に「主師親」と言いあらわしています。「主」とは自分と社会との関係性。「親」とは家族の中の関係性、そして「師」とは教育的関係性といえるでしょうか。今の日本が抱えている社会的病理の背後にはこの「主師親」の関係性の崩壊があると思います。これを解決する方途は何かー「師弟」の復権。「人生の師」と仰ぐ人を見つけることですね。親や地域社会は、あてがいぶちだけど、師匠は主体的に選ぶことができます。人生に行き詰った時には、師匠の語る言葉や生き方が自分を正しい道に戻してくれます。自分にはそんな「師匠」が二人もいます。とても幸せな人生だと思います。

  3. 私は自身を「学習人」と規定していますから「先生」という人の存在は大きいものがあります。学びを得られる相手と出会うと嬉しくなります。もっともっと学んでいこう、とついつい欲張ります。あることがきっかけで学ぶ場と学ぶ内容、そして「先生」が最初からわかって試験にトライしたことがありました。運良く試験に受かりました。この選択とその後の経験は私自身の興味関心に大変大きく影響し今なお続いています。ところで「先生」が「師匠!」となることがあります。しかし、僕はこの「師匠」が苦手です。従って「弟子」となることもあまり得意ではありません。傲慢に聞こえるかもしれませんが、主体はやはり自分自身です。そして主体である自分と「先生」との距離感、これが「学び」の上でとても大切なことです。今回のブログのテーマももっともっと語ってみたくなりますね。

  4.  以前まで「先生」と「師匠」の違いというのは、あまり分かりませんでした。むしろ同じような存在で、単に呼び方の違いや、師匠は先生より上の存在など思っていましたが、今回のブログを読んで明らかに「師匠」と「学校の先生」というのは違う存在ですね。まず、学校の先生というのは、学校の時間割通りに色々な科目の勉強を教えてくれて、子どもから先生に働きかけなくても、教えてくれます。それに対して、師匠という存在はブログに書かれていますが「教わる方に主体がある」の部分が大きく違います。子どもも自発的に先生という環境に働きかけ色々なことを学んでいきますが、そういう意味では保育士というのは、ある意味で子どもにとって「師匠」みたいな存在なのかな?と思いました。

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