Q&Aサイト

 少し前のブログで、ネット上の検索のことを書きましたが、検索してその意味を調べる時には、辞書を使います。ことばそのものの意味を調べる時には、ネット上で三省堂の「大辞林」が自由に使えたり、他にも英和辞典や和英辞典、翻訳などが自由に使えるようになっています。また、百科事典機能もあります。多くの人に使われているものに、コピーや引用など自由に使える百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」というウェブサイトがあります。ここには広告は一切掲載せず、資金的には個人や団体などからの寄付により運営しています。また、その語句の説明などの書き込みにも誰でもが無料で自由に参加でき、世界各国の言語で展開されています。しかし、自由に書き込めるために、たまに信憑性を疑うような内容の時もあるようで、必ずしもそのまますぐに信用しないで、参考にする程度にしたほうがいいようです。
 もう一つ、検索したり、調べるときに有効な方法があります。それは、「Yahoo!知恵袋」や「人力検索はてな」や「教えて!goo」や「OKWave」というようなところに質問を出すと、だれかがその質問に答えてくれます。数人が答えてくれることもあり、そのやり取りを見ることで、いろいろなことを知ることができます。すなわち、インターネット上で質問を出せば、知らないことを教えてくれるだけでなく、相談事や悩みまで見ている人すべての膨大な知識を得ることができるのです。このようなQ&Aサイトの利用者は急増しています。ネットレイティングスが2008年4月に発表したデータによれば、2008年3月時点で「Yahoo!知恵袋」の利用者数は1261万人(1年前は465万人)、「教えて!goo」は781万人(同505万人)と、1年間で5割から2.7倍という高い伸びを示しています。さらに、ネットレイティングスの2008年12月24日付プレスリリースによれば、「Yahoo!知恵袋」や「OKWave」などのQ&A サイトは、家庭だけでなく職場でも使われるようになっているといいます。このように、なぜ見知らぬ人同士で、有益な情報交換が成り立つのか。また、蓄積された知識はどのように活用されているのか。ということについて、中央大学大学院戦略経営研究科の助教である折田明子氏が調査、分析をしています。
 折田氏によると、日本のQ&Aサイトの歴史は、2000年1月に運営開始された「OKWebコミュニティ」(現OKWave)に始まります。その後、2001 年7月には「人力検索はてな」、2004年4月には「Yahoo!知恵袋」がベータ版サービスを開始します。「価格.com」では、価格比較サイトの付加機能として1997年からクチコミができる掲示板を開設し、2000年3月から製品や型番単位ごとに書き込みができるようにしたそうです。
 現在、Q&Aサイトはどのように利用されているのかというと、ネット上の情報交換の経験については、回答者の4人に3人が「価格.com」の利用経験があり、約半数がYahoo!知恵袋および教えて!Gooを利用しているようです。「Yahoo!知恵袋」では特に「趣味について」(27.2%)、「家電やPCの購買・利用法について」(25.6%)、「健康や病気について」(20.8%)の利用が目立っています。
それにしても、不思議な時代になったものです。見知らぬ人に質問し、その回答を信じるのです。今の人は、身の回りの人に聞くよりも、見知らない人に聞いたほうが、気が楽なのかもしれません。

Q&Aサイト” への4件のコメント

  1. 「ウィキペディア」や「Yahoo!知恵袋」はこのコメントを書くときに、うろ覚えの知識を確認したり補強するのによく使います。本当に便利ですね。でもいくら検索をしても、さすがに人生の悩みや苦しみを解決する答えは与えてくれませんね。そう意味でいえば、この臥竜塾こそが、時代の見方、生きる智慧、人としてのあり方を教えてくれる、いわば『人生のQ&Aサイト』のような存在だと思います。長州の吉田松陰がよく話題にでますが、これからも『仮想空間の松下村塾』として、末永く続いていくことを念願しています。

  2. Q&Aサイトは使い方次第ではあると思いますが、病気の相談などはちょっと怖さはありますね。相手が専門家かどうかわからないのに、Qに対してのAというだけで信用してしまう人もいるんじゃないでしょうか。相談や質問に対して答えるという一種のつながりに意味を感じている人もいるような気もします。でもやはり言われるように、よく考えると不思議な時代ですね。

  3.  何か、ふと思った時すぐに「Yahoo!知恵袋」「ウィキペディア」を使って調べことができるので本当に便利になったと思いました。少し前までは分からない言葉などは国語辞典や漢字字典、英和和英辞典など使って地道に調べていたことが、今ではパソコンですぐに調べることが出来るようになって、昔あれだけ苦労して厚い辞書で調べていた行為が無駄のように思えてしまいました。「ウキペディア」が色々な人が回答を投稿できるといのはブログを読んで初めて知りました。確かに見知らぬ人の回答を簡単に信じるのはどうなのかな?と思います。やはり自分の目で見たもの、信頼できる人に聞いたりしたことを信じていくことが大切のような気がします。

  4. 「ウィキペディア」はよく利用します。日本語サイトには約57万記事が存在します。それでも調べる内容によってはその「約57万」でも不足なことがあります。そうした時、外国語を知っている、ということは実に有り難いことで、たとえば、英語を知っていると約270万記事を参考にできます。翻訳バージョンではないので同一記事に関して日本語プロパーの方と英語プロパーの方とで異なった情報を掲載してきますから膨大な情報量となります。日英合わせておよそ327万記事。これにドイツ語ができればさらに約87万記事が閲覧でき、フランス語ができれば約77万記事を参照できます。このウィキペディアの言語数はなんと265言語!記事のトータル数は1250万!いやはや凄いものです。私が学生時代にはとても想像できない事態です。私たちはそうした時代に今生きている。こうしたことも視野にいれて仕事にあたらなければならないと思います。

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