丑年

 開けましておめでとうございます。新しい年が始まりました。毎年ながら、気もちが新しくなります。私の個人的なことですが、特に今年は新たに始まった気持ちがします。今年の東京の元日は快晴で、日の出を見ることができました。昨年末、桜島の横から出る太陽を見ましたが、それに比べると味も素っ気もないのですが、我が家から見るというのは違う感慨があります。
gantanasahi.JPG
 今年2009年、平成21年は、干支で言うと「丑年」です。前年度に来年の干支が最初に気になるのは、年賀状を作成するときです。年賀状という、毎年の行事のような、マンネリのような作業でも新鮮さを感じるのは、毎年のテーマが違うからなのかもしれません。
 今年の干支は「丑」で、牛、うしです。「ね、うし、とら、…」と唱えると、十二支のニ番目に数えられる動物です。順番を決める競争では、1番になるはずでしたが、ゴール寸前で牛の頭に乗っていたねずみがゴール寸前、ひらりと降りて先にゴールをしたという話しがあります。
しかし、単に干支は何かだけでなく、干支の前につく文字が気になる年が二つあります。一つは、60年に一度めぐってくる「丙午」(ひのえうま)です。過去の出生率で、極端に減るのはこの年だといわれています。これは、江戸時代の中期に広まった迷信で、「この年生まれの女性は、気性が激しく、夫を尻に敷き、夫の命を縮める(ひのえうまの女は男を食い殺す)」というものです。こんな江戸時代の迷信ですが、1966年(昭和41年)の丙午では、出生数は他の年に比べて極端に少なく、その反動で、1966年の前年、翌年の出生数は増えたということがありました。
 もう一つは、36年に一度めぐってくる「五黄の寅」です。寅年生まれは、「果敢に決断して、よく艱難に耐え、進取の気性に富み思慮分別があり競争心が強い」といわれ、「五黄」生まれの人は、一般に運気が強いとされていて、両方が重なると、「強(ごう)の寅、強い虎」として女性では嫌われることもあります。
 このような言い方をすれば、今年は、「己丑」であり、「九紫の丑」です。
十二支は、もともと十二年で天を一周する木星の軌道上の位置(天の位置)を示すための任意の数詞で、「年」を数える数詞でした。それを動物に当てはめたのが十二支です。また殷代では、「日(太陽の巡り)」を数えるための数詞に十干(じっかん)を使いました。1ヶ月を上旬、中旬、下旬と十日ずつに分け、その十日を単位にしたものが十干です。十干とは、「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」で、この十干と十二支を組み合わせた「十干十二支」を、一般に干支と呼んでいます。
暦注の多くは陰陽五行説という古代中国の思想や易から発生し、月日に当てられるようになったもので、その大きな柱となるものが干支です。また、日本では、この「陰」と「陽」を「兄(え)」と「弟(と)」に見たて、「兄弟(えと)」と呼ぶようになりました。一方の五行説とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想で、万物は木・火・土・金・水の5種類の元素から成るという説で、それらの元素がお互いに影響しあうことによっていろいろな物が生まれたり変化したりするという考え方です。
ということで、今年の「己丑」とは、「己」(木)は、陰(弟)であり、「土の弟」ということで「つちのとうし」ということになります。
 このような呼び方や考えかたは、ギリシャ神話が星座や哲学や絵画などに影響しているように、東洋におけるいろいろな分野に影響し、それを少し理解するだけでも「そういうことだったんだ」と納得することが多いと思います。もう少し、見てみようと思います。

丑年” への4件のコメント

  1. あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。1月1日というだけで気持ちが新しくなりますね。やはり始まりというのは特別な感じがします。
    今年は丑年と思っていましたが、それだけではないんですね。12年、36年、60年に一度と、考えていたら頭が痛くなります。こういったことを大切にしていたのは、単に呼び方ということだけでなく、理由もあるんでしょう。江戸時代の「丙午」の迷信が実際の数字に表れていることも、やはり何かつながりはあるように思います。きちんと理解できるかどうか分かりませんが、勉強してみます。

  2. 新年あけましておめでとうございます。藤森先生はじめギビングツリーの皆様方の御健康と御発展を蔭ながらお祈りしています。さて、2009年、丑年のスタートです。八王子から見る初日の出もまた趣があって見事ですね。旭日の勢いといいますが、太陽がぐんぐん昇っていくように、このどん底の景気がV字回復していく一年であってほしいですね。私自身、牛は牛でも猛牛(バッファロー)のように、課題に勇敢に挑戦する一日一日をと決意しています。そのために、このブログからまた多くの知識と知恵を吸収させてください。本年もどうぞよろしくお願いします。

  3. あけましておめでとうございます。今年も毎日のブログを読ませていただきます。そしてコメントも入れさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。今年は丑年ということは、去年は私のねずみ年だったのですね。あまり実感は湧きませんでしたが、こうして今年の干支を考えると今更ながら実感が湧いてきました。
     干支もブログに書かれている「午年」でも何十年に一度巡ってくる珍しい午年もあるのですね。そういう珍しい干支のときに生まれていたら、同じ干支同士でも性格が違うのところが面白いですね。

  4. 新年あけましておめでとうございます。本年も当臥竜塾ブログを読みながら多くのことを学んで行きたいと思います。とうぞよろしくお願いいたします。私自身丑年生まれです。私の干支は辛丑(かのとうし)です。今年の己丑は丁度12年前にあたります。ということは12年後は一巡すなわち還暦を迎えることになります。「還暦」を云々するにはまだまだ早いわけですが、いつでも「学生」気分でいる自分としては何だか妙な気分ですね。まぁ、これからの1年1年は今まで以上に大切な1年1年となることでしょう。心して生活していきたいと思います。己丑(つちのとうし)の本年がどういう1年になるのかとても楽しみですが、健康第一、を肝に銘じたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です