ボンド

映画ニュースで、ショーン・コネリー、ロジャー・ムーア、ピアース・ブロスナンなどがジェームズ・ボンドを演じた007シリーズの22作目にあたる映画「007/クォンタム・オブ・ソラス」の製作発表会見が行われたことが流れていました。ボンド役は、前作と同じダニエル・クレイグだそうです。また22代目ボンドガールに、新人女優のジェマ・アータートンとオルガ・キュリレンコが抜てきされています。
今年は、ボンドシリーズの原作者であるイアン・フレミングの生誕100周年という記念の年です。フレミングは1908年ロンドンに生まれ、自分でも実際に1939年から007も所属するMI6に勤務し、第二次世界大戦中には安全保障調整局のスパイとして活動したそうです。ですから、彼の作品の007シリーズは、それまでの経験から書かれています。シリーズ第1作は、「カジノ・ロワイヤル」で、1964年に遺作となったとなったのは、「黄金の銃をもつ男」です。彼の死後、このシリーズは、公認されたジョン・ガードナーが2代目、更にレイモンド・ベンスンが3代目のボンド作家として書き継いでいます。そのほかの彼の作品には、絵本「チキチキバンバン」があります。この作品はミュージカル映画になっていますが、007シリーズにでも出てきそうな仕掛けのいっぱいある自動車が登場します。
 私は、中学生の頃、東京創元社から出版された「カジノ・ロワイヤル 秘密情報部〇〇七号」を夢中になって読み、そのあと早川書房と交互に続々出されたフレミング原作の007シリーズは全部読みました。
そのあと、ジェームズ・ボンド役をショーン・コネリーが演じた映画が公開されます。「007」は原語で「ダブルオーセブン」ですが、映画では、第1作から第7作まで「ゼロゼロセブン」といわれています。この007シリーズの小説の映画化にあたって、最も映像化に向いているということで6作目の「ドクター・ノオ」が、テレンス・ヤング監督で映画化されたのが1962年でした。そのときのタイトルは、「007は殺しの番号」でした。この映画はとても安上がりに作ったのにもかかわらず、予想以上の大ヒットとなりました。
このときに主役を演じたショーン・コネリーは、フレミングからも不評だったようですが、原作のイメージに一番近いと私は思っています。といっても、他の俳優の作品は見ていないのでわかりませんが。私が見た映画で印象に残っている作品は二つあります。一つは、シリーズ第2作「007 ロシアより愛をこめて」です。この映画は、公開時の邦題は「007危機一発」でした。この中で、初めて色々な装備が施されている「アタッシュケース」が登場します。ほかにも、このシリーズの魅力は、毎回登場するボンドガールですが、この作品に登場したダニエラ・ビアンキには魅了され、その写真を持ち歩いているほどでした。
もう一つの作品は、日本を舞台にした第5作「007は二度死ぬ」です。ボンドガールは、若林映子と浜美枝でした。日本に始めて上陸するときに、「ボンドという名前は、日本では接着剤のことをいう」と聞かされたボンドは、日本語では変な意味でないことを知り安心する場面とか、丹波哲郎扮するドンと秘密の話しをするときに、部屋の周りの障子を全部開け放ち、「こうすれば、近づいてくる怪しい人がすぐにわかる」というせりふで、日本の逆転発想を知り、今でも、それを保育に生かしているほど、これらの映画から影響を受けました。

ボンド” への5件のコメント

  1. 007シリーズは全部見たわけではありませんが、大好きな映画の1つです。MI6のような活動を見ていると、なぜかわくわくしてしまいます。以前MI6が人材募集をしているとラジオで聞いたのですぐにインターネットで調べたところ、応募資格が「少なくとも両親の1人が英国人である21歳以上の英国人」となっていて、少しがっかりしたことを思い出しました。とにかくこの映画に出てくる仕掛け満載の小道具には魅力を感じてしまいます。それにしても、この映画が保育にも影響を与えてるということには驚きました。

  2. やっぱり、ジェームスボンドと言えばショーンコネリーですね。ビデオショップで洋画を借りる時は、好きな俳優が出てるものを選ぶことが多いのですが、最近ショーンコネリーの作品を続けて観ています。「インディジョーンズ・最後の聖戦」「エントラップメント」「小説家を見つけたら」等々。007のシリーズもおもしろいですが、彼の演技力が輝くのはその後のような気がします。特に、老年期に入ってからは円熟した味のある俳優さんになってきましたね。腎腫瘍の摘出手術を受けてから引退宣言をしたようですが、もう一度元気な姿を見せてほしいものです。

  3.  私も「007」のシリーズは、日曜洋画劇場などでいくつか見た事があります。主人公のアクション、そしてたくさんの仕掛けがある車、何よりもスピード感あふれるストーリー展開は見ていて面白いと思いました。そんな「007」シリーズが日本を舞台にしたことがあるというのは、知っていましたが、さすがに見た事がありません。確かに障子を全部打ち抜き、近づいてくるあたし人もすぐに分かるという発想は誰も思いつかないですね。障子を全て打ち抜くのは別として、外国からの視点で日本を見ることが出来れば、案外、日本の文化の見直しができるのかな?と感じました。

  4. 中学生の頃よく映画を観ていました。007シリーズはテレビで観ていました。第5作「007は二度死ぬ」も観ましたが「ボンドという名前は、日本では接着剤のことをいう」という台詞は記憶にありませんでしたから駄洒落っぽくてニヤッとしてしまいました。ジェームズ・ボンド役は、私が親しみを感じていたのは、ロジャー・ムーアでした。おそらく私の愛読書月刊雑誌『ロードショー』の影響でしょう。中学2,3年生の頃でしたからショーン・コネリーの次のロジャー・ムーアでした。「フレミング原作の007シリーズは全部読みました」とは恐れ入りました。しかも「保育に生かしている」とはこれまた驚き、です。園の障子が映画007と関係していたとは・・・。

  5. 「007シリーズ」が、22作もあるということに驚きです。私は数本しか見ていませんが、アクション映画の代表作でもある印象があります。ジェームズ・ボンドの真摯さとスタイリッシュさには憧れさえ感じます。現代では24作目が世に出ているそうで、今まさに、25作目が作られている途中かもしれませんね。そして、この007から保育に生かすヒントが隠されている、またはそこからヒントを見つけるというのは、映画の新しい見方でもあるように感じました。世の中の様々なところに、保育のヒントはあるのですね。

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